ゼネラル・モーターズとロッキード マーティンは、NASAの「アルテミス」プログラムのために、新しい月面ローバーを共同で製作する。月への最初の有人ミッションは2024年に予定されており、この10年の終わりまでにプログラムは月で「持続可能な存在感」を確立し、特に将来の火星ミッションの準備に役立てることが求められている。
昨年NASAは、「人間がまだ行ったことのない場所、つまり月の南極を宇宙飛行士が探索・実験するために使用する、人間に適した非与圧型(密閉型)ローバー」のアイデアを企業に求めた。今日の発表は、事実上、GMとロッキード・マーチンが、アルテミス計画にこの「月面地形車」(LTV)を供給する契約を競っていることになる。
両社ともにNASAと長年にわたって協力関係にあることを考えると、成功する確率はかなり高いと言えるだろう。GMは、アポロ15号-17号のミッションで使用されたオリジナルの「アポロ月面ロービングビークル」の開発に協力し、「アポロ月面プログラム全体の慣性誘導システムとナビゲーションシステムの製造、テスト、統合」を行った。
一方、ロッキード・マーティン社は、「すべての惑星に行った宇宙船とシステムを製造し、NASAの火星探査機11機の製造を含む火星へのすべてのミッションに参加し、スペースシャトルプログラムと国際宇宙ステーションの電源システムで主要な役割を果たしてきた」と述べている。
バッテリー駆動の次世代LRVは、これまでの月面ローバーよりもはるかに遠くまで移動することができ(アポロローバーは着陸地点から4.7マイル(7.6km)しか進めなかった)、「有人着陸の準備、商用ペイロードサービスの提供、科学的ペイロードや実験の範囲と実用性の向上」を可能にする自律機能を備えている。
=海外の反応=
「フロントにポンティアックのバッジを付けて、Trans-moonと呼ぶのはどう?」
↑「ポンティアックを復活させるためのマーケティングのアイデアだね」
「壊れないの?」
↑「大丈夫だろ。フォードのじゃないんだぜ」
「アポロ15-17号の古い月面探査機がどんな状態なのかを調べたいのかもしれない。あのかわいそうな月面探査機は何年も月面に置かれていたんだ。そうだとすれば、本当に素晴らしいことだと思うよ! ;0)」