クイーンズランド州警察 起亜 スティンガー GT S
見よ、初のオーストラリアブランド以外のクルマが、クイーンズランド州の通りをパトロール。それは起亜のスティンガー GT Sで、おそらくこれ以上に仕事に適したクルマはないだろう。
オーストラリアの自動車産業は近年衰退しており、フォード ファルコンとホールデン コモドアという2大国産サルーンはもう生産されていない。このことは、過去数十年間、こういった、ややオーバーパワーな後輪駆動のサルーンに完全に依存してきた警察にとっては苦痛である。
幸いなことに、起亜自動車の新型スティンガーGT Sは、たまたまわずかにオーバーパワーの後輪駆動サルーンになっていて、完璧な代用品の役割を果たしている。ツインターボのV6は365hpを発生し、時速100キロまでを5秒以下で走り、ほとんどの悪党を捕まえるのに十分だと思う。クイーンズランド州警察局は当初50台を購入したが、最大200台までの導入もありえる話しだ。