サーブ 99 ターボ
また、「ハッチ」というフレーズを拡大解釈しても構わないということであれば、かなりの量で中古車狩りをすれば、大衆向けのターボ車の原点ともいえる、サーブ 99 ターボを見つけられる可能性があることも指摘しておくべきだろう。現代の基準に照らし合わせると、ダイヤルアップのインターネットみたいな遅さと、派手でケバいカラースキームということになる。だが、これは1970年代のターボチャージャーを搭載したサーブなので、当時流行していたタートルネックを着ずに運転してはならない - そして、喉を鳴らして眉毛を釣り上げてみせる笑顔も忘れずに。