ホンダ CR-X
ああー、もうヤダ、やってらんねー!私たちの心や魂や骨までもが求めているのは、喜びに満ちた放棄することなのだ。でも、現実には、なかなかできないよね。だったら、代わりの行為として、何もかも放り出したい気持ちを埋めてくれるのに最適なクルマがあるとすれば、それはホットハッチしかない。しかし、ホットハッチは、選ぶブランド一つ間違えれば、厄介なものにもなってしまう。
じゃあ、できるだけ奇妙なものにしてみよう。これは偶然にも、トップギアが近々出版予定の本のタイトルにもなっている、めっちゃ楽しめそうなハウスパーティーの計画のハウツーでもある。
警察から目をつけられない最良の方法とは、ハッチについてあれこれ悩んで選ばないことだ。天才的なアイデアだよね?しかし、ホンダ CR-Xのクーペとデルソルのオープントップは、ホンダ シビックと同じ基本プラットフォームをベースにしている。もしあなたがまだ何を言っているのかわからないのなら、CR-Xとシビックはシロッコとゴルフのようなものと言えば、伝わるかな?ニッチなファンのディープな市場では、よりクールなんだ。10代の頃に運転したクルマの中じゃ、最高のハンドリングを誇るクルマの一台だ。確かに、スペースは両親のちっちゃいテントと同じくらい狭かったし、どこもかしこも安っぽかったが、中身は、当時、プロのロードテスターでさえも感心したほど。翻って、実際のロードテスターである私たちは、宇宙で最も感動を与えるのが難しい人間なんだ、マジで。要するにCR-Xは良いクルマだということだ。やっぱ、手に入れよう。