ベントレーが4月下旬まで生産を一時停止

ベントレー・モーターズが4週間、イギリスのクルー市にある英国工場本社で生産を一時停止することが決定した。

コロナウィルスの感染者数の増加、これに伴う規制、その結果としてサプライチェーンでの障害
や一部の自動車市場での需要が低下することが見込まれることから、今回の判断となったという。しかし、最も重要なのは、今回の判断はベントレーの社員や家族、コミュニティの健康を守るためのものであるということ。

停止期間中も、距離制限を守り、またはリモートワークなどを活用して、クルーも含め、主要
な経営機能は継続する。生産の再開は4月20日以降となる。

エイドリアン・ホールマーク(ベントレー・モーターズ会長兼CEO)は、以下のように述べた:
「従業員の健康は私たちの最優先事項です。たしかに今回の決断は難しいものでしたが、
私たちの戦略を変更するものではなく、この先例のないような時期においてできる限り従業員
の安全を確保するためには必要な措置であると考えています。

カスタマーへの供給には必然的に影響を与えることになり、ご不便をおかけし大変申し訳ござ
いませんが、この混乱を最小限に収めるよう鋭意努力してまいります。

多くの方々にとって非常に悲しく困難な状況において、被害に遭われた全ての方々に想いを
馳せ続けます」

ベントレーでは従業員を守るため、食堂や店舗のオペレーションの変更、安全行動基準を導入、社内ジムの閉鎖等、コロナウィルスの感染拡大を防ぐためのさらなる措置を実装している。また、原則として全てのミーティングをスカイプまたはビデオで行うこととし、全ての主要なイベントを延期または中止している。

さらに、心臓や肺に既往症があり特に健康リスクが高い従業員や、免疫システムが弱い従業員
には特別な保護が適用される。ウイルスの伝染をできるだけ低くしておくために、接触は最大限に避けられている。

マネージャーと従業員は在宅勤務の可能性を見直し、同社は過去最大のリモートワーキング
プログラムを開始した。この措置は、他国や都市間の出張の停止も含む。

注文をしている最中の顧客は納期が伸びてしまうので、悲しいことだとは思うが、その分、手元に新車が届いたときの喜びは計り知れないものがあるだろう。

ちょうど、UKのトップギアからも、「辛い状況だが、トップギアはこんなときだからこそ、自動車のコンテンツをできる限りたくさん配信していく」というメッセージが届いていた。「いま、自分にできることは何なのか?」各自、それぞれができる限りのことを行って、この困難を乗り越えていきたいものである。




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