ランボルギーニ、新型コンセプトカー「マニフェスト」発表!カウンタック彷彿の過激デザインでブランドの未来を”宣言”

ランボルギーニが社内デザイン部門「チェントロ・スティーレ」の設立20周年を記念し、ブランドの未来を示す新型コンセプトカー「マニフェスト」を発表した。カウンタックを彷彿とさせる、長く、低く、ワイドなフォルムは、今後の市販モデルのデザインに大きな影響を与えるという。その衝撃的なデザインの詳細と、ランボルギーニが込めた次世代への”宣言”とは何か。

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ランボルギーニは、「マニフェスト」と名付けられた、ぶっ飛んだ新型コンセプトカーによって、その「ランボルギーニらしさ」を再発見したようだ。無論、その背後には「ブランドを未来へ導く」といった真面目な意図も、まあ、あるにはあるのだが…しかし、何よりもまず、うぉぉぉ、である。

上の画像で、カウンタックやフェノメノと共に、実に不機嫌そうに鎮座しているのがそれだ。長く、低く、ワイドに。サンタアガタの雄によれば、「四輪の彫刻」だという。このクルマは、ランボルギーニ社内のデザイン拠点「チェントロ スティーレ」の設立20周年を記念して製作された。この組織自体、その視覚言語を「外部のスタジオ」への依存から脱却するために設立されたものだ。

そして、このスタジオの中には、「クレイジー コーナー」なるものが潜んでいるという。それは、「20年後のランボルギーニを想像するという任務を負った小グループ」だそうだ。諸君が今見ているのが、まあ、その成果物というわけだ。

ランボルギーニは、2017年に発表された過激なコンセプトカー「テルツォ ミッレニオ」が与えた衝撃と、その要素がレヴエルトやテメラリオにインスピレーションを与えたことに言及している。同様に、このマニフェストもまた、未来のランボルギーニがどのような形をとるかを示唆するものとなるだろう。

「単なる視覚的な認知以上に、永続的なインパクトを与えることを目指している」とランボルギーニは語る。我々から言わせれば、その任務、見事に完了、である。

ランボルギーニは、その「Yシェイプ」のライトと「ヘキサゴン(六角形)パターン」を指し、それらが「ブランドのDNAを再確認させると同時に、未来のクルマに影響を与える革新を導入している」と述べる。そして、ランボルギーニは、このクルマが「エンジンやテクノロジーを語るものではない」と明確に言い切った。これは、我々が全面的に賛同しかねる「革新」ではあるがな。しかし、それでもなお。うぉぉぉ、だ。

補足事項

マニフェスト (Manifesto): 英語で「宣言」「声明」を意味する。このコンセプトカーが、ランボルギーニの未来のデザイン言語を宣言するものであることを示唆している。

チェントロ スティーレ (Centro Stile): イタリア語で「スタイル センター」を意味する、自動車メーカーの社内デザイン部門の呼称。

テルツォ ミッレニオ (Terzo Millennio): 2017年に発表された、自己修復機能を持つカーボンボディやスーパーキャパシタを動力源とするなど、極めて先進的な技術を盛り込んだランボルギーニのコンセプトカー。「第三千年紀」を意味する。

レヴエルト (Revuelto) / テメラリオ (Temerario): レヴエルトはアヴェンタドールの後継となるV12プラグインハイブリッドモデル。テメラリオはウラカンの後継と噂されるV8プラグインハイブリッドモデル。

サンタアガタ (Sant'Agata): 正式名称はサンターガタ・ボロニェーゼ。ランボルギーニが本社を置く、イタリアの地名。

400号記念:UK400マイルロードトリップ/フェラーリ F80/フェラーリハイパーカー:トップギア・ジャパン 069

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=海外の反応=
「これぞランボルギーニ!やっぱこうでなくっちゃ!最近のモデルはちょっと優等生すぎて、スーパーカーとしてのオーラが足りなかったからな。小学生の頃、カウンタックのポスターを部屋に貼ってたのを思い出したよ」
「エンジンや技術を語るものではない、だと?そこが一番大事な部分だろうが。デザインだけ見せられても、魂が感じられん。まさかEVじゃないだろうな。だとしたら、ただのガワだけハリボテだ」
「どうせコンセプトだけでしょ。市販される頃には、このトゲトゲした部分は全部取れて、牙を抜かれて丸くなってるに決まってる。夢を見るだけならタダだけどね」
「テルツォ ミッレニオの意匠を、より現実的なラインに落とし込んできた感じだな。Yシェイプとヘキサゴンは、もはやランボルギーニの記号として完全に定着した。賛否両論あるだろうが、一目でランボと分かるデザインを作り上げたのは見事」
「なんかもう、トランスフォーマーかよ。ここまでくると、ちょっとやりすぎ感があるな。カウンタックが持っていた、シンプルで純粋な造形美とは違う方向性だ」

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