チャールズ3世の古いランドローバー ディフェンダーがオークションに出品中。ほとんど走っておらず、かつて国王が所有していたことを考えると、これはお値打ち…?
旧いランドローバー ディフェンダーがオークションに出品されるのは珍しいことじゃない。しかし、今回出品されるのは、なんとチャールズ国王陛下が所有されていた特別な一台。これは見逃せない、まさに掘り出し物と言えるだろう。
というのも、この古いランドローバー ディフェンダーは、当時のプリンス オブ・ウェールズが所有していたものだが、現在は非常に多くの国王が所有しており、43,000ポンドから50,000ポンド(820-950万円)で落札されると見積もられているからだ。a)2010年に製造されたこと、b)2.4リッター・ディーゼル4気筒の走行距離が15年間でわずか25,595マイル(687km)であること、c)「チャールズ3世が乗っていた」ということを考えれば、天文学的な数字ではなく、リーズナブルだ。
実際、オークションを担当するIconic Auctioneersは、運転席に「わずかな摩耗」が見られることから、本当に国王陛下が運転されたものだと考えている。
ロイヤルファミリーの車として相応しく、外装の状態は非常に良好。'Keswick Green'のボディカラーとグレーの内装も、申し分ない状態を保っている。出品されるまでは、細心の注意を払うオーナーによって大切に保管されていたようだ。
基本的なスペックは、2.4リッター直列4気筒ディーゼルエンジン、6速マニュアルトランスミッション、4WD、ラダーフレーム、センターデフロック、そして本格的なオフロード走行を可能にするアプローチアングルとデパーチャーアングルといった、現代版ディフェンダーの標準的なもの。
さらに、この個体にはフロントシートヒーター、そして贅沢にもフロントとリアのスクリーンヒーターが装備されている。付属品として、「ランドローバー・ドライビング・ユーザーガイド」(丘を指して「GO」ボタンを押せば登れる、といった内容なのだろうか)、リカバリーカード、そして当時の自動車保険証書も付属する。
ナンバープレート(72HRH)はもらえないが、どうしても欲しい場合は現在の所有者に交渉することができる。あなたはどうする?
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