ランドローバーのディフェンダー 「オクタ」は、ツインターボV8のメガラグジュアリー4x4だ。レンジローバーのラグジュアリーにディフェンダーのタフネスが欲しい?そのニッチはもう存在ものと思って。だって、このオクタが埋めちゃうから。
ランドローバーのラインナップは、今後次のようになるはず:究極のラグジュアリー4WDが欲しければ、レンジローバーを買う。究極の高級4WDが欲しければレンジローバーを買い、究極の実用的なオフローダーで公道も走れるクルマが欲しければディフェンダーを買う。どちらも買えないなら、ディスカバリー スポーツ、ヴェラール、イヴォークを試せばいい。おわかりだろう。
さて、レンジローバーが終わる場所と、ディフェンダーが始まる場所、その境界線を曖昧にするために登場したのが、新型ディフェンダー オクタだ。ダイヤモンドの八面体の形から名づけられたオクタは、マイルドハイブリッドのツインターボV8エンジンをボンネットに搭載した、新しいフラッグシップのディフェンダーだ。
出力についてはまだ不明だが、500ps台後半となればメルセデスAMG Gクラスが頭を抱えることになるだろう。ランドローバーはまた、油圧式クロスリンクサスペンションを搭載し、すでに驚異的なオフロード性能を発揮しているこのクルマをさらに強化するとともに、曲がりくねった道でV8を詰まらせたときのボディのロールやピッチ、ヒーブの低減も約束している。
ディフェンダーをあまりにもフラットで硬いものにしてしまっていないことを願う。現行の90は、このあたりで最も運転が楽しいワークホースのひとつだと思う。
「OCTA」という名称は、このモデルのラグジュアリーなキャラクターを反映させるために、ダイヤモンドの八面体形状(octahedron)からインスピレーションを得ている。ダイヤモンドは自然界に存在する最も硬く、希少性の高い天然物質だ。
新しい丸形のダイヤモンドグラフィックは、このモデルがDEFENDERのフラッグシップであることを象徴している。このグラフィックは、インテリアやエクステリアのさまざまなコンポーネントに採用しており、各シグネチャーグラフィックパネルには、機械加工とサンドブラスト仕上げを施したチタニウム・ディスクに、グロスブラックのダイヤモンドを刻印している。チタニウムを採用したのは、自然の状態での強度と耐食性に優れているためだ。
同社によれば、オクタはスウェーデンの雪と氷、ドバイの砂漠、ニュルブルクリンクの舗装路、モアブのロッククロールでテストしたという。
価格、詳細スペック、そしてできれば適切な画像は年内に公開される予定だ。オクタがJLRの大きな稼ぎ頭になるかどうかについては、様子を見るしかない。しかし、多くのジャガーが同じ扱いを受けるとは思えない。このジャガーを無視する現象は、オクタ パスと呼ぶしかないだろう。
トップギア カーオブザイヤー/トヨタ ランドクルーザー/フェラーリ プロサングエ:トップギア・ジャパン 059
=海外の反応=
「Gクラスの市場を開拓したいのだろうか?」