メルセデス・ベンツがエントリーレベルの電動クロスオーバー、EQAとEQBをマイナーチェンジ

メルセデス・ベンツがエントリーレベルの電動クロスオーバー、EQAとEQBをマイナーチェンジ。新しい顔と新しい技術により、メルセデスの最小EVは他のシリーズと肩を並べるようになった。

メルセデスはここ数ヶ月、SUVの全モデルを着実にフェイスリフトしている。忙しそう、と思うのだが、まあ、たくさんの車種を日々回していることを考えると、そんなに驚くことではないかもしれない。

EQAとEQBの電動クロスオーバーがその最新モデルで、エクステリアの変更は、フロントの星を散りばめたブラックパネル、新鮮なバンパー、リアの新しいテールライトデザインにほぼ限定されている。これで完了だ。さらに、18インチから20インチまで4種類の新しいホイールデザインと、2種類の新しいペイントカラーが用意されているという。

EQAには、追加のエアロワークも施されており、リアホイールアーチのリーディングエッジと、リアライトと一体化した小さなリッジが、小さな小さなスポイラーとして機能する。これらの組み合わせにより、最大航続距離は560kmまで伸びるという。

これは188bhpのシングルモーター、前輪駆動のEQA 250+で達成され、バッテリー容量は70.5kWhに拡大される。それ以外のモデルは66.5kWhのユニットで、FFの250(188bhp)、ツインモーターの300 4MATIC(225bhp)、そして最上級モデルの350 4MATIC(288bhp)がある。いずれも直流充電速度は最大100kWで、エントリーグレードの250を除き、EQBには同じバッテリー/モーターが搭載される。250+は、そのブロック状の形状のおかげで、EQBで最大535kmを稼ぐ。

インテリアでは、タッチセンサー式「ボタン」を備えたメルセデスの新しい(そしてかなり使いづらい)ステアリングホイールが装備され、さらに星のディテールがふんだんに盛り込まれている。また、10.25インチのセンタータッチスクリーンが全車に標準装備され、ワイヤレスのApple CarPlay/Android Autoや改良されたパーキングカメラも搭載されている。

レーンキープアシストなどがより良く機能するようにセンサーがアップグレードされ、大型メルセデスEVの「サウンドエクスペリエンス」がモデルツリーを下って全体に適用されてきたと聞いている。つまり、オプションのBurmesterサラウンドサウンドシステムをオプションにすれば、あなたのEVを「Silver Waves」、「Vivid Flux」、「Roaring Pulse」、「Serene Breeze」のようなサウンドにすることができるのだ。いや、私たちが勝手につけた名前じゃないよ。

ライフスタイル派にも朗報がある。EQBが初めてトウバーを装備できるようになったからだ。 7人乗りではなく5人乗りの仕様にする必要があり、4WDモデルでも1,700kgしか引っ張れないが、少なくともオプションの選択肢があることは間違いない。

新型メルセデス・ベンツ EQE SUV:2030年までに100%電動化を推進

メルセデス・ベンツ SLR マクラーレンが20周年で同窓会を開く

新型アストンマーティン DB12 ヴォランテはメルセデスAMGのV8搭載で680ps/800Nmのパワー





=海外の反応=
「まるでキアのように見えるね。メルセデスのアイデンティティはどうなったんだろう」
「これはダチアの広告だ」
「白いパンの一切れの方が大胆なくらい、フツー過ぎ」

トラックバックURL: https://topgear.tokyo/2023/08/63251/trackback

コメントを残す

名前およびメールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ピックアップ

トップギア・ジャパン 063

アーカイブ