新型JBL TUNE FLEXやレクサス搭載のマークレビンソンを体感


90 年代に巻き起こったスケルトンブーム。その再熱トレンドを捉えたスケルトンデザインのワイヤレスイヤホン「JBL TUNE FLEX(チューンフレックス)」が10月7日(金)より順次発売される。カラーはブラックとホワイト、JBL オンラインストア、JBL Store(横浜)、JBL 公式楽天市場店および JBL 公式 PayPay モール店での限定発売(10月下旬から)となるパープルを加えて、3色展開。価格はオープンだが、公式オンラインストアでは13,200円。

そして、約 6 万色のライティングからカスタマイズしてインテリアとしても活用できるポータブル Bluetooth スピーカー「JBL PULSE 5(パルス 5)」も、10月7日(金)からオープン価格にて、公式オンラインストアでは35,200円で発売される。

2つの新製品を中心としたハーマンの内覧会が開催された。ハーマンインターナショナル株式会社は、アメリカ カリフォルニア発祥の世界最大級のオーディオブランドであり、日本においてワイヤレススピーカー4 年連続販売台数 No.1に輝く「JBL」や「マークレビンソン」などのブランドを擁している。

まずは2 ウェイ仕様のノイズキャンセリング搭載完全ワイヤレスイヤホン「JBL TUNE FLEX(チューンフレックス)」をご紹介しよう。一般的に「カナル型」と呼ばれるイヤホン本体を耳の奥に入れ込んで使用する遮音性の高いモデルが多く発売されている中、近年「ながら聴き」イヤホンの人気も拡大し、高い密閉感で音楽に集中したいユーザーと、周囲の音を聞きながら気軽に使用したいユーザーと、イヤホン市場の需要も多様化している。

今回新発売となる「JBL TUNE FLEX」は、2 種類のイヤーチップの付け替えにより、「ながら聴き」ができる軽い装着感の「オープン型」と、遮音性が高く音楽に集中できる「密閉型」の JBL 初の 2 ウェイ使用を可能にした画期的な製品だ。着け心地だけでなく、それぞれの異なる音の広がりや響きなどを楽しむことができる。実機を装着させてもらったが、密閉型では立体感のあるサウンドを、そしてオープン型では外の音が聞こえながらも音楽を楽しむことができるので、外出時や、インターホンの音を気にしたいオンラインでのミーティングでも活用できそうだ。

デザイン面では、ファッション業界でも再びトレンドとなっているスケルトン。内部のパーツや構造が透けてみえる素材には、航空機の窓などにも使われ、水のような高い透明度と、衝撃強度、耐熱性を併せ持ったハイグレードポリカーボネートを採用。表面の硬さを測定する「鉛筆硬度試験(旧 JIS K5400)」を合格し、さらにキズ防止用の UV オイルを塗布することでより傷がつきにくい仕様となっている。

機能面では、通常のアクティブノイズキャンセリング機能に加え、外音を取り込める「アンビエントアウェア&トークスルー」機能を搭載している。必要に応じて周囲の環境音を取り込み屋外でも安全に使用できるだけでなく、ショッピング中などイヤホンを外す手間なく急な呼びかけへの対応もできるため、便利で快適に利用できる。連続再生時間は最大で約 32 時間と長時間のため、頻繁な充電切れを気にすることなく、音楽を楽しめる幅が広がる。また、急速充電にも対応しており、約 10 分の充電で 2 時間使用が可能だ。加えて左右合計 4 つのマイクが搭載されており、好きな使用感や音質で音楽を楽しむだけでなく、外出先や周囲が騒がしい状況でもクリアな音声を相手に届けることができ、クリアな音声通話も可能だ。

次に紹介する「JBL PULSE 5(パルス 5)」は、華やかなイルミネーションと JBL サウンドを 360 度全方位で楽しめる「JBL PULSE」シリーズの最新モデルだ。デザインと性能を大幅にアップグレードし、気分やシーンに合わせて、より自由に演出ができるパーソナライズ性の高いモデルとして登場した。

本モデルは、筐体の透過領域を拡大し、前モデルからさらに 15% 増設した合計 149 基の LED を搭載したことで、より鮮やかな彩りを放つイルミネーションを楽しめるようになった。また本体の底面にも LED を新搭載し、接地面に反射する間接的な光が独特の浮遊感を生み出する。50fps でなめらかに変化する LED が音楽にシンクロして視覚化することで、高精細で全く新しい視聴体験を提供いたする。また 、波”、“虫の声”、“焚き火”、“森”、“せせらぎ”の 5 種類の環境音モードを搭載。屋内外問わず、音楽を再生していないときでも、豊かな自然を感じられるリラックスした空間を演出することができる。専用のアプリでは、ライティングカラーやパターン、環境音モード、音質を気分に合わせて細かくカスタマイズすることが可能だ。

音質面では、新開発のツイーターとウーファーが同軸状に並ぶ 2 ウェイスピーカーと、本体の底面に前モデルから表面積を15% 拡大したパッシブラジエーターを搭載。また、キャビネット容量も 33%アップ。アンプ自体も前モデルの 20W から 30w+10wに大幅パワーアップさせることにより、一段上のスケール感を体感いただけるようになった。JBL ならではのキレのある豊かな低域から実体感のあるボーカル帯域、そしてクリアな高域まで、360 度全方位に広がるプロフェッショナル由来のパワフルサウンドが進化した。

さらに、IP67規格の防水・防塵に対応し、持ち運びに便利なストラップも筐体の背面に新採用。リビングやベッドルームはもちろん、バスルームでのリラックスタイムをはじめ、屋内外の水濡れや砂塵が気になる場所にも手軽に持ち運んで楽しめる。

そして、1階にはマークレビンソンを装着したレクサスLC500コンバーチブルのデモカーが置かれ、そのサウンドを体感できるようになっていた。車内にはマークレビンソン専用パワーアンプ、13スピーカーが付けられており、密閉時には低音から高音まで臨場感のあるサウンドで別世界へと誘ってくれる。屋根をオープンにすると、途中でピッというイコライジングの切り替え音が鳴り、開放感のある音に変化する。オープン時には、アップテンポの曲が似合うと感じられた。

マークレビンソンは、初期のプリアンプ「LNP-2」を発表しハイエンドオーディオという新しいジャンルを確立した。以来、先進的なソリッドステート回路や独自のPurePath回路、R-2Rラダー型ボリューム調整機構など画期的技術の開発を重ねている。1994年にトヨタとハーマンが出会い、1998年には戦略的パートナーシップを締結する。そして2000年のレクサスLSに第1世代Mark Levinson(ステレオサラウンドシステム)を導入した。その後順次アップデートしながら関係性は深まり、2018年は第5世代Mark Levinsonを、2021年からは新型レクサスNXからHi-Res対応が進んでいる。

クルマで移動する時間をどう過ごすのかというのはとても大事なことだ。その時間を豊かにしてくれるハーマンのブランドには、今後も期待したい。

https://jp.marklevinson.com

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