まだ英国に正式に到着していないにもかかわらず、iX3が公開されてからあまりにも長い時間が経過しているため、BMWは新鮮さを保つために少し手を加えなければならなかった。74kWh(使用可能)のバッテリー、150kWの充電、最大460kmの航続距離、282bhpというスペックはこれまでと同じだが、新しいライトとバンパーのおかげでよりシャープな印象を受ける。
キドニーグリルは当然ながら大きくなり、下部のエアインテークも大きくなっている。一方、ヘッドライトはスリムになり、iX3はBMWの他の新しい電気自動車であるi4とiXにより近いものになった。
iX3の最初のモデルは、今年の終わりに英国で発売される。価格は、M Sportバージョンが59,730ポンド(915万円)からで、M Sport Proは62,730ポンド(960万円)になる。したがって、フォルクスワーゲン ID.4、シュコダ Enyaq iV、アウディ Q4などの競合車にはなり得ない-高すぎるから。代わりにiX3は、ジャガーI-Pace、メルセデス EQC、アウディ e-tronに対抗することになる。
リーズナブルな標準仕様に加えて、ProではHUD、高級ステレオ、インフォテイメントシステムのジェスチャーコントロール、より多くの駐車支援機能、キーレスエントリー、BMWがハンス ジマーと共同開発した人工サウンドスケープ「IconicSounds Electric」が追加される。
=海外の反応=
「こんなものがBMWのベスト・ルッキング・カーの一つであることは問題だ」
↑「現在のデザインチーフは90年代から在籍しており、実際にバングルの745iのデザインを担当していた。このように、Xシリーズのクロスオーバーの売上を2倍にしてきたんだ」
「いやはや、BMWのフロントが完全にダメになった今、リアも醜い2シリーズのライトの奇妙なスタイリングを採用し始めている…やれやれ」
「醜いプラスチック製のステアリング・ホイールが真っ先に更新されると思っていたのだが…。とはいえ、実際に試してみたわけではないので文句は言えないんだけど。高級感があるかもしれないね」