【世界限定10台】モーガンが新型「ミッドサマー クーペ」を公開!ピニンファリーナの美学が詰まった極上スポーツ

モーガンは、ピニンファリーナとの共同開発による超希少モデルにルーフを奢った新型「ミッドサマー クーペ」を発表した。わずか50台が即完売した公道仕様のバルケッタをベースに、ある富豪の要望から生まれた本作は世界限定10台のみが製造される。職人技による手曲げアルミボディと伝統の木製フレームを維持しつつ、美しいガラスルーフを備えた究極のグランドツアラーの全貌に迫る。


2024年当時、モーガンは極めて精巧なピニンファリーナ設計の「ミッドサマー(Midsummer)」を発表し、我々にちょっとした衝撃を与えた。それは、職人の手作業によって成形されたアルミニウム製ボディを纏い、1930年代から40年代のロードスターにインスパイアされたデザインを持つコーチビルド(受注生産の特注ボディ)の特別モデルだった。しかも、わずか50台の限定生産で、我々がその姿を目にする頃にはすべて完売していた。ちぇっ、つまらん。

しかし、我々が「どうせ一生手に入れることなどできないのだ」という事実に浸っている間に、ある賢明な富豪はモーガンに直電をかけ、もう少し実用的なミッドサマーを作ってくれないかと打診していたのだ。

その最終結果がこれだ。なんと美しいのだろう。モーガンは今後、合計10台の「ミッドサマー クーペ」を製造すると発表した。上に掲載した車両はプロトタイプであり、「アーティストによる証明(量産前の見本)」としての役割を果たす。続く9台は、それぞれ顧客のこだわりが完全に反映されたパーソナライズ仕様のオーダーメイド品となる。

「この特別な注文に対する要求は明確だった。単にルーフを追加すればいいという話ではない」とモーガンのプレスリリースには記載されている。「そうではなく、ミッドサマーを定義づけていたキャラクター、プロプローション、そして特別な高揚感を維持しながら、コンセプトをまったく新しいものへと進化させ、同時にさらなるドラマ性を解き放つことが野心だった」

ステンレス製の中央ストリップ(帯状の装飾)を備えたあのガラスルーフには、確かにたっぷりのドラマが詰まっている、そうだろう? モーガンはまた、「より強い視覚的緊張感」や「より強固な目的意識」が生まれたとも主張しているが、おそらく彼らはピニンファリーナのオフィスに少し長居しすぎたのだろう(デザイン用語の使いすぎという意味)。サイドウィンドウの形状はどうやら1960年代のイタリア製スポーツカーからインスピレーションを得たもののようで、鍛造の19インチホイールには、モーガンの歴史の中で最も複雑なデザインが採用されている。

このクーペは完全にウェザーシール(密閉処理による防水・防風対策)が施されており(モーガンにとっては当たり前のことではない)、エアコン(気候管理システム)と専用の高級ラゲッジセット(旅行用鞄)の双方を備えているため、本物のグランドツアラー(長距離を快適に走れる高性能車)に仕上がっている。さらに、このプロトタイプのインテリアにはチーク材がふんだんに使われているが、顧客はそれぞれ好みの銘木のブランドを選ぶことができる。また、「スーパースポーツ 400」で導入された新しいアルミニウム製のドライブセレクター(シフトノブ)にも気づくだろう。かつてのプラスチック感満載だったBMW製の代物よりは遥かにマシだ。ところで、あの400の、ええと…408ps(402bhp)を発揮するエンジンも、このクーペにそのまま引き継がれているのだろうか?

ルーフを装着するために多大な追加作業が必要だったにもかかわらず、モーガンによれば、ミッドサマー クーペの重量はハードトップを装着したスーパースポーツよりわずか2.5パーセントしか増えていないという。そして言うまでもなく、その凝った手曲げアルミ製ボディの下には、今でも伝統の木製フレームが使われている。

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=海外の反応=
「めちゃくちゃカッコいいな、本当に最高だ。ドライバーの身になって言わせてもらえば、あのガラスルーフがエレクトロクロミック(電気的に遮光・透明を切り替える技術)であることを心から願うよ。さもないと、晴れの日を激しく憎むことになるだろうからな」
「自動車にもっと輝くウッドを! あるいはダークウッドを。とにかく木だ。オレンジ色じゃなくて、木の質感をそのまま肌で感じられる仕上がりなら何でもいい。建設用のエアーハマーで削り落とさなきゃいけないほど、エポキシコーティングを厚く塗るのだけはやめてくれよ。木目はただそれだけで美しく見えるんだから」
「美しい。モーガンは、かつてジョン ハーヴェイ ジョーンズ(イギリスの著名な実業家)が授けてくれた経営アドバイスに従わなくて本当に良かったと思っているはずだ。彼は賢い男だったけどな」
「やっぱり限定生産になるよな、そりゃそうだろ。リチャード ハモンド(トップギアの元司会者でモーガン愛好家)がこのうちの1台を手に入れられることを祈ろうぜ」
「ミッドサマーの存在をどういうわけか見落としていたよ。なんて美しい代物なんだ(親ですら愛せないような奇妙な顔をしていた初代エアロ8とは大違いだ)。内装も外装も、新旧の要素が見事に融合している。モーガンによくやったと言いたい。ただ、ちょっと心配なのは、完全フルカスタムできるせいで、とんでもなくダサい色の組み合わせを作る奴が出てきそうなことだな。ブリティッシュ・レーシング・グリーンにタンレザー、そしてウッド内装。これだけで完結してるんだから。…まさかマンソリー(派手なカスタムで知られる会社)がこいつを『改良』しようなんて言い出さないよな? w」

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