MINIが、人気ブランド「デウス エクス マキナ」と共同開発した2台のワンオフモデルをミュンヘンで発表。ベースは最新のEVとガソリンのジョン・クーパー・ワークス。それぞれの個性が爆発した、遊び心満載のデザインと本格的なカスタム内容を徹底解説する。
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今年の初め、MINIはアパレル兼ライフスタイルブランドのデウス エクス マキナと協力し、ニュルブルクリンク24時間レース用の特別なリバリーをデザインした。それから数ヶ月、両者は再び絵の具パレット(とスパナ)を手に、ミュンヘン モーターショーのためにこの2台の改造ホットハッチを創り上げた。
あなたの目の前にあるのは、MINI ジョン クーパー ワークス エレクトリックとその内燃機関を搭載した兄弟車だが、これらは決して標準的な吊るしのクルマではない。
まず一台目は「ザ スケッグ」。黄色とシルバーの個体だ。こちらはJCW エレクトリックをベースにしている。サーフィンの世界にインスパイアされたとのことで、サーフボード風のリアスポイラー(正式名称は「フレックス ティップ サーフ スポイラー」)や、屋根にボードを固定するためのストラップにお気づきだろう。我々がより心を奪われたのは、あの栄光に満ちたホイールアーチである。もっとも、コーンウォール(※訳注:英国南西部の風光明媚な海岸地域)の狭い海岸道路でどれだけ実用的かは、まあ、知ったこっちゃないが。
また、BMWの兄弟車にインスパイアされたであろう、光るフロントグリルも装備している。一方で、カスタムされたグラスファイバー製のパネルが、車重を15%も削ぎ落としている。
インテリアもまた、軽量化のためのオペレーションが施されている。グラスファイバー製のダッシュボードから、軽量バケットシート、ドアプルに至るまで徹底的だ。後部座席もゴミ箱に放り込まれ、代わりに濡れたウェットスーツを置くためのグラスファイバー製トレイが設置された。ほら、実用的でもあるだろう。
二台目は「ザ マシン」。赤、白、黒の個体だ(もし気づいていなければ、の話だが)。こちらはモータースポーツの世界にインスパイアされており、最も目を引くのは、MINIのラリーの伝統へのオマージュである、あの見事なスポットライトと、やはりアグレッシブな見た目のホイールアーチだろう。
その他にも、冷却性を高めるための特注グリルと穴あきヘッドライト、そしてリア周りにはCan-Am(※訳注:過激なマシンで知られた北米のレースシリーズ)スタイルのリアスポイラー、さらにはJCWニュルブルクリンクレースカーにインスパイアされたセンター出しマフラー付きのディフューザーが備わる。実に本格的だ。そう思わないか?
内装も同様に削ぎ落とされている。ワックス加工された布製のダッシュボードから、5点式ハーネス、アルミ製のフロアプレート、油圧式ハンドブレーキ、そしてむき出しのロールケージまで、そのすべてが正真正銘のレーサーであることを物語っている。
ああ、そして上空からの視点では、両車の屋根に大きな白い「X」マークが描かれていることも明らかになる。これはMINI JCWとデウスの共同制作を示すものだ。絶対に、断じて、標的と見なされるべきではない…。
両車は9月8日からミュンヘン モーターショー(別名:IAAモビリティ)で展示される予定だ。
アルファ ロメオ 33 ストラダーレ/ランド ノリス✕R32 東京ナイトドライブ/R35日本取材:トップギア・ジャパン 068
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