プジョーの新CEO、アレイン ファヴェイが、年次イベントのE-Lion Dayで、GTI復活について検討中と語った。新型e-208 GTIを与えてくれるのだろうか?私たちは心からそう願っているのだけれど。
プジョーに新しいトップが就任した。就任からわずか2週間後という、アレイン ファヴェイはGTIバッジの復活に前向きな姿勢を示唆し、私たちを興奮させている。
「将来の製品計画全体を見直しているところです」と、ファヴェイは自動車メーカーの年次イベントであるE-Lion Dayで語った。e-208 GTIの計画があるかと問われると、プジョーのCEOは明確な約束は避けつつも、「私自身も非常に気にかけ、自身に問いかけている問題です」ということを認めた。
どうか検討してください、ファヴェイさん。そして、運が良ければ、肯定的な答えにたどり着いてほしい。GTIバッジの復活を見るのは素晴らしいことだろう。1984年に誕生し、205や309といった名車を飾り、2020年に308で廃止されたのだから。
それに、多くの自動車メーカーが、電気自動車とホットハッチのミックスがうまく機能することを証明している。
「私はプジョーブランドと、それが意味するものを、あらゆる意味で過去、つまりその遺産と結びつけたいと強く願っています」とファヴェイは付け加えた。
「だから、ブランドの遺産が何であるかを振り返り、それが現代の世界にどこまで適応できるかを見ていきます。この見直しにおいて、何も除外するものはありません。GTIバッジももちろんそうです」これは期待できる発言だ。
就任3週目に入り、ファヴェイは一周回って戻ってきた形だ。彼はPSA(ステランティスが誕生する前のプジョーの親会社)でキャリアをスタートさせた。確かに、ファヴェイは最初の20年間をシトロエン側で過ごしたが、細かいことは気にしないでおこう。前ユーロップカーのトップは、リンダ ジャクソンの後を引き継いだ。ジャクソンは自動車業界で48年間(そのうち最後の4年間はプジョーを率いた)過ごし、現在は(当然ながら)白い砂浜でピニャコラーダを飲んでいると噂されている。
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