2024年にプレイしたいレーシングゲーム7選。今後12カ月間にあなたがプレイすべきゲームはこれだ。もし、つまんない駄作でも私たちを責めないでね。
新年の抱負を宣言して守るのは昔からあまり得意ではなかったが、「暗い部屋でレーシングゲームをプレイする時間を少しでも減らす」という毎年の約束も、2024年はすでに深刻な脅威にさらされている。モータースポーツをテーマにした大作シミュレーションや、最高のオフロードドライビングシリーズの新作、そしておそらく最後にはTest Drive Unlimited Solar Crownのリリースなど、今後12ヶ月で楽しみなゲームがいくつかある。2024年に楽しみなレーシングゲームを7つ紹介しよう。これはすでに発表されているものだけだけどね…。
Top Racer Collection [1/11]
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このレトロなコレクションは、90年代のレースゲームシリーズからゲームをコンパイルしたものだ。元々は、Top Gear(どっかで聞いたことがある)として知られていたものである。ロータス エスプリ ターボ チャレンジのような90年代レーシングカーのファンなら、過去からのノスタルジックな爆風を楽しめること請け合いだ。
パッケージには3つのクラシックゲームと1つのボーナスタイトルがあり、合計140のトラックが収録されている。このゲームには、壊れたブラウン管テレビでゲームをしているように見せるビジュアルフィルターまで付いている。唯一欠けているのは、モンスター ムンクのパケットと、大人の責任感の欠如だけ…。
Le Mans Ultimate [2/20]
世界で最も有名な耐久レースに特化したゲームが登場してから20年以上が経過しているが、Le Mans Ultimateは2024年にその状況を改善することを目指している。ポルシェやフェラーリなどのメーカーが今後数年間は24時間レースに参戦することを表明しており、今後も続々と参戦が予定されているのだから。
このゲームを支えているのは、長らくシミュレーションの金字塔とされてきた、rFactor 2と同じ技術であり、世界耐久選手権のシーズン全体を網羅している。また、24時間フル参戦が怖いという人には、自分の都合のいい時間にスティントをこなせる非同期モードも用意されている。よかった、これで、アマゾンの買い物カゴから大人用紙おむつのパックを取り除くことができるわ。
Test Drive Unlimited Solar Crown [TBA 2024]
レースゲームで盛り上がろうという我々の試みをあざ笑うかのように、Test Drive Unlimited Solar Crownは過去2回、毎年恒例のリストに登場している。度重なる延期で我々の手から遠ざかっているが、開発者は2024年の発売を「出すよーん」くらいのノリで約束しているようだ。
この遅れが、ゲームの質を磨くために使われたことを期待している。なぜなら、1対1スケールの香港の遊び場と、スーパーカーの数々で切り抜けるというコンセプトは、私たちを非常に熱くさせているからだ。前作、Test Drive Unlimitedは、我々がForza HorizonシリーズやCrewシリーズで楽しんできたようなシームレスなオープンワールドレーサーの真の元祖だっただけに、本作にはちょっと特別なものを期待しちゃうってのは、当然でしょ。
Assetto Corsa 2 [夏 2024]
最初にお伝えしておこう。このスクリーンショットは、Assetto Corsa 2のものではなく、前作Assetto Corsa Competizioneのものだ。というのも、来年夏に発売予定のゲームにもかかわらず、まだ誰もその画像を見たことがないからだ。これ以上秘密主義を貫くのであれば、付け髭をつけ、新聞紙に開けられた穴から覗いているような、コントでも使われないような典型的な偽装を、意図的に行っているってことだろう。
詳しいことはわかっていないが、モータースポーツに特化したCompetizioneのスピンオフの後、ロードカーが戻ってくることを期待している。初代ACでE30型BMW M3を乗り回した時間は、私たちにとって最も幸せなシムレーシングの時間だったし。そして、初期リリースから9年が経過した今もなお、このゲームには大規模なオンラインコミュニティが存在しているんだから。そのため、正式な続編が期待される見通しって話だけで、思わず興奮してしまうことをお許しください。
Hot Lap Racing [TBA 2024]
ちょっと矛盾したタイトルは無視して、Hot Lap Racingに期待しよう。ジャンルの主要プレイヤーたちの1年間のコーヒー代よりもかろうじて多いくらいの予算にも関わらず、この「シムケード(シム+アーケード)」なタイトルは、モータースポーツの歴史にまたがる実在のクルマと実在のサーキットを収録することを目指している。すでに60年代のフォード GT40の姿も確認されているし、マイゲール F3とF4シャシーが収録されていることから、オープンホイールのキックも楽しめるだろう。また、これまでに公開されたスクリーンショットや映像のほとんどは日没時のものなので、ゲームの舞台が世界の自転が止まった終末的な未来になる可能性も少なからずある。それについてはまた報告する。
Expeditions: A Mudrunner Game [3/5]
もし科学の中には、大きなタイヤで田舎を走り回ることも入るんだと知っていたら、学校ではもう少し集中できただろう。Expeditionsは、試行錯誤を重ねたマッドランナー(Mudrunner)の方式を、大自然の中での科学的研究に応用したものだ。さまざまな特殊オフロード車のハンドルを握るほか、ドローンや車両搭載型金属探知機などのテクノロジーを駆使して調査目的を達成する。
Mudrunnerシリーズは、以前からずっと注目していた。本当に驚異的なオフロード物理学を理解し、極端にゆっくり運転することで、面白いゲームを試行錯誤しながら作ることに成功しているのだ。このゲームには初日から参加するつもり。科学の宿題はたいてい4日目か5日目からいやいや始めてたんだけどね。
GTRevival [TBA 2024]
これらのゲームのうち、2024年を過ぎて登場する可能性があるとしたら、おそらくGTRevivalだろう。人工知能を活用して文脈に応じた解説やピットクルーの音声を生成するなど、非常に野心的な試みを行なっているからだ。少なくとも、AIを使って架空のインスタグラムのインフルエンサーを作り出すようなやり方とは一線を画している。
Project CARSシリーズのコアチームによって作られた本作だが、タイトルにある「リバイバル」という言葉は、2000年代半ばの前作GTR、特にGTR 2の錬金術的なモータースポーツの魔法を再現しようとしていることを示している。これらのゲームに登場したフェラーリ 550 マラネロ、クライスラー バイパーGT-R、リスター ストームといったクラシックなFIA GT1マシンを追加するのは確かに良いスタート地点だが、ゲームにはフェラーリ296 GT3を含む、より現代的なGT3マシンも登場する。見た目どおりうまくいけば、これは瞬く間に名作になるかもしれない。
エコ意識のスピードウイーク/ホンダ シビック タイプR/トヨタ GR86:トップギア・ジャパン 058
=海外の反応=
「レーシングジャンルまでインディーズのタイトルをリストに含めないといけないなんて、良い年じゃないな。レーシングジャンルって一体何が起きたんだ?」
「Assetto Corsaにもっとゲーム要素を追加してほしい。ゲームには本当にやることが何もなくてちょっとがっかり。進行やキャリアがないとモチベーションを維持することができないんだよ」