リマック、ケーニグセグを2秒突き放す! 新型ネヴェーラ Rが0-400-0km/hで世界新記録

もはやテニスの高速ラリーだ。クロアチアの狂気のEVが、スウェーデンの狂気のハイパーカーより2秒も速く、0-400-0km/h加速をやってのけた。

クラシックCASIOなら公式CASIOオンラインストア
外車限定の車買取サービス【外車バトン】


テニスのウィンブルドンのことは忘れよう。なぜなら今、リマックとケーニグセグが、a)とてつもなく速く、そしてb)正直、とてつもなく長い、非常に注目度の高いダブルスの試合を繰り広げているのだから。

最新のボレーを叩き込んだのは、リマックだ。同社のネヴェーラRが、0-400-0km/hを25.79秒でやってのけたのだ。これは、昨年ケーニグセグがジェスコ アブソリュートで記録したタイムより、2.04秒も速い。

そのジェスコは、兄弟車であるレゲーラの28.81秒というタイムを上回り、そのレゲーラは、初代ネヴェーラが出した29.93秒よりも速かった。この目まぐるしい展開には、首のマッサージが必要になりそうだ。

ネヴェーラ Rのドライバーも同様だろう。なぜなら、ケーニグセグの記録を打ち破ると同時に、リマックはさらに23もの記録を塗り替え、2023年に かの有名な叩き出したすべての指標において、さらに速くなったのだから。

さあ、イチゴとクリームは一旦置いて、深呼吸してくれ。ネヴェーラ Rは、0-97km/hを1.66秒(23年比 -0.08秒)、0-100km/hを1.72秒(-0.09秒)、0-160km/hを2.96秒(-0.25秒)、0-200km/hを3.95秒(-0.47秒)、0-300km/hを7.89秒(-1.33秒)、0-200mph(321km/h)を9.25秒(-1.61秒)、0-400km/hを17.35秒(-3.96秒)、100-200km/hを2.22秒(-0.37秒)、200-250km/hを1.65秒(-0.35秒)、そして200-300km/hを3.89秒(-0.9秒)で達成した。

そして、息を整えろ。さらに、0-100-0km/hを3.32秒(-0.67秒)、0-200-0km/hを8.58秒(-0.27秒)、0-300-0km/hを14.49秒(-1.19秒)、0-400-0km/hを25.79秒(-4.14秒)、0-250-0mphを26.2秒(-5.21秒)、1/4マイルを7.9秒(-0.35秒)、そしてスタンディングマイルを19.71秒(-0.88秒)でやってのけた。

全開走行では、431.45km/hを記録した。

他にもいくつか記録はあるが、インターネットの容量にも限りがある。これで合計24個の輝かしい新加速記録となり、君がすでになんとなく感づいていたことを、改めて証明したわけだ。「狂ったように速いクルマは、本当に、ものすごく狂っていて、ものすごく速い」ということを。

なぜそんなに狂っていて、そんなに速いのか、おさらいが必要かな? ネヴェーラ Rが「標準」の兄弟車から得たアドバンテージには、固定式リアウイングと大型ディフューザーを備えた改良型エアロパッケージ(ダウンフォース15%増)、ミシュラン カップ 2タイヤ、改良されたトルクベクタリング、そして少しばかりの追加パワーが含まれる。標準ネヴェーラの1,888馬力に対し、2,078馬力だ。

「我々が初めてネヴェーラを発表した時、ハイパーカーの性能はもはや頂点に達したかのように思えました」と、大ボスのマテ リマックは語る。「一世代で、我々はかつて何十年もかかったであろう性能の飛躍を成し遂げたのです」

「しかし今、絶え間ない革新を通じて、ネヴェーラ Rはさらに速くなりました。それでいて、ネヴェーラを真に実用的なデイリーカーたらしめている快適性と実用性の多くを維持しています。記録を破ることは我々のDNAに刻まれており、我々はここで止まりません」

「我々はここで止まりません」不吉な言葉だ。特に、初代ネヴェーラがニュルブルクリンクを7分05秒298で駆け抜け、2023年にはグッドウッドのヒルクライムで49.32秒の記録を打ち立てたことをリマックが指摘したとなれば、なおさらだ。そして、ご存じだろうか? 今週末は、グッドウッドなのだ。

「ネヴェーラ Rが、残された記録やそれ以上のものを追い求める機会は、まだまだたくさんあります」とリマックは言う。

さあ、ケーニグセグさん、今度はあなたの番ですよ…。

【エレクトリック アワード 2025】ロータス エヴァイヤ/ルノー 4, 5/R32電動化計画:トップギア・ジャパン 067
【tooocycling DVR80】
箱バン.com




=海外の反応=
「EVだから誰も気にしない」
↑「車好きなはずなのに、党派的な政治的反EVの戯言に夢中になりすぎて、世界最高のクルマたちのニュースを楽しめないなんて…悲しいな。
↑「EV嫌いは、自動車界のヴィーガンだ」
↑「EV好きの方が、自動車界のヴィーガンじゃないか? つまり、EVを支持するのはヴィーガンであることと同じく、進歩的なスタンスだろ。
興味がないニュースを喜んで見る必要なんてあるか?」
↑「興味がない記事を、なぜわざわざ読むんだ?」
↑「他の人が何を言ってるか見るためさ。
君はとてもひねくれた人間なんだな」
「きっと、他のネヴェーラと同じくらいは売れるんだろうな」
「EVだろうがなかろうが、これは文字通り、どんな指標で見ても速い。
OK、2つの例外はある。充電時間と、騒音だ。
それでも億万長者にとっては、これが所有する「体験」の一つになるんだろう。
とにかく、傑出した数字だ。おめでとう」
「どうか、スバルBRZみたいな5万ドル以下のバージョンを作ってくれ。頼む」
「さあ、ニュルブルクリンクの市販車記録、6分29秒を狙いに行こうぜ」

トラックバックURL: https://topgear.tokyo/2025/07/77797/trackback

コメントを残す

名前およびメールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ピックアップ

トップギア・ジャパン 067

アーカイブ