BYDのYangwang U8は水に浮く1,200psのプラグインハイブリッドSUV。BYDの高級サブブランド、U8 プレミアム エディションを中国で発表。なお、0-100km/hは3.6秒(陸上)。
今年初め、Yangwang U9のニュースをお届けした。Yangwang U9は、中国のオールエレクトリックのスーパーカーで、派手なサスペンション技術を使いながら、「跳べるぴょん」とバニーホップし、たった3輪で安全に走行する。その時は、今年一番バカげたものだと思ったものだが、今となってはYangwang U8を世界に迎えているっていう…。
中国の電気自動車メーカー、BYDの高級サブブランドが発表した2台目のクルマであるU8は、4基のモーター(各車輪に1基ずつ)と、非常に派手な独立トルクベクタリングによって1,200psのパワーを路面に伝える電動SUVだ。その結果、U8は0-100km/hを3.6秒で駆け抜け、4つの車輪を回転させて適切なタンクターンを行うことができる。通学路ではかなり役に立つはずだ。「DiSus-Pインテリジェント油圧ボディコントロールシステム」と呼ばれるものもあり、U9スーパーカーと同様の方法で、タイヤがブローアウトした場合に3輪で走行することができる。
さらに、航続距離を心配する人のために、航続距離エクステンダーとして機能する2.0リッターターボエンジンも搭載されている。ガソリンを満タンにしてバッテリーを充電すれば、1,000kmの走行が可能だ。
驚くべきことに、中国では今年10月に納車が開始されるという。注視していない人のために言っておくと、それは現在、4日先のことである。いったいどうなっているのだろう?
とにかく、最初に納車されるのはU8 プレミアム エディションで、Yangwangの母国市場では123,000ポンド(2,200万円)を超える価格だ。プレミアム エディションには、U8が最大30分間水に浮くことができるという、驚くべき「緊急浮揚」機能など、主要な技術がすべて標準装備されるようだ。そう、この巨大なレンジエクステンダーSUVは、文字通りボートになることができるのである。
洪水時の増資ややオフロードの冒険で川を渡る際に安全を確保するために設計されたこのシステムは、エンジンを止め、窓を閉め、サンルーフを開けてから、車輪を回転させて3km/hで進むらしい。ちょっとアタオカ…。
通常の電気SUVの世界に戻ると、U8は最大110kWの急速充電が可能で、18分で30-80%の充電ができる。また、ケーブルに煩わされるのがダルい場合は、下に3つのワイヤレス充電パッドがあり、50kWの充電が可能だ。また、ビークルトゥロード機能を使い、6kWで他のデバイスに充電することもできる。
インテリアは、ナッパレザー、サペレウッド、スピーカー、たくさんのスクリーンで埋め尽くされている。どれだけのディスプレイがあるか見てほしい。ダッシュボードだけでも、中央に12.8インチの有機ELスクリーン、両脇に23.6インチのディスプレイが2つある。
U8について今わかっている情報はこれだけだが、確かにかなりのクルマに見えるんじゃない?
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BYDの新型スーパーカー、Yangwan U9は跳べるぴょん
=海外の反応=
「こういう戦車は、自動車に重量やバッテリーの大きさによる課税を強いることになるだろう。もし電気自動車がエコであることが重要なら、世界は目を覚ます必要がある、マジで」
↑「まあ、そういう意見は、パワーを追加するためにターボを追加したり、また、排気システムから触媒コンバータを切り離した古いカミングスディーゼルトラックに乗っている労働者に言ってよ。煙突のテールパイプから黒い煙出してさ!」
↑「そうだ、グレタ、我々は貧しいだけでなく惨めであるべきだ。そうすれば地球は幸せになれる」