英国で日産 アリアの55万円安いエントリーレベルが導入されて、物価高騰対策になりそう

日産アリアにエントリーレベルが導入され、英国で39,645ポンド(730万円)で購入できるようになった。

2023年8月は、イギリス全土に降り注いだ聖書的なレベルの雨がニュースで知られることになるだろう-これを書いている今、私たちは箱舟作りを始めているところだ-が、おそらくこの日は、日産がアリアの値下げを実施したことでも注目されるべきだろう。

今や日産アリアの新車は、英国で39,645ポンド(730万円)と非常に手ごろな価格(!)で購入できるようになった。そうは言っても、ソファの後ろに4万ポンドも隠し貯金しているわけではないけれど。しかし、これまでに比べると3,000ポンド(55万円)の節約であり、立派な金額である。

2020年7月に発売された完全電気自動車のSUVであるアリアは、かなり評判がよかった。キャビン、充実した装備(と選択肢)、500kmの航続距離が気に入った。

キャシュカイよりも大きなアリアには、63kWhと87kWhの2種類のバッテリーが用意されている。多くの自動車メーカーが挙げるような物理的なサイズではなく、これらの数値も使用可能な容量であることは注目に値する。つまり、アリアは360kmまたは500kmの走行が可能ということだ。

私たちは効率性にはあまり感心せず、スタイリングは賛否が分かれると思った。

しかし、アリアに最も欠けていたのは価値だった。日産は今回の価格引き下げと、エンゲージ(Engage)とエボルブ+(Evolve+)という2つのグレードの追加によって、その点に対処したようだ。

エンゲージは新しいエントリーレベルのトリムで、大小のバッテリーを搭載した2輪駆動を提供する。また、ヒーター付きウイングミラーと高級なヘッドライトが追加され、お買い得感を向上させるためにキャビンと安全技術が統合されている。

Evolve+は、パフォーマンスと機能において、シリーズのトップエンドを押し上げる存在だ。日産アリアの最高スペックは現在57,842ポンド(1,060万円)だ。Plusグレードには、パノラミックサンルーフ、ヘッドアップディスプレイ、Boseステレオ、シートヒーター&クーラーのフロントシートなど、アリアのエボルブで最も豪華な装備がすべて含まれ、さらにパワーアップしている。

最高出力は380bhp(301bhpからアップ)、最大トルク600Nm、0-100km/hタイムは5.1秒だ。航続距離も損なわれていない。

めちゃめちゃ物価高騰になっているイギリスにおいて、このエントリーレベルのアリア導入は、嬉しい知らせだ。

「新型日産Z NISMOには、なぜMTがないのか?」’ミスターGT-R’田村宏志氏に聞いた

新型日産 Z NISMOが登場…あれ?MTはどこ?

R35日産GT-Rのデザイナー、中村史郎氏がトップギアに語った:「現在のEVのデザインはアグレッシブ過ぎ」





=海外の反応=
「ああ。それなら、日産はもう5台くらいは売れるかもしれないな」
「2025年から電気自動車に適用される自動車税(2-4年目)の税率が高くなるため、価格は4万ポンド(735万円)以下に抑えられる」

トラックバックURL: https://topgear.tokyo/2023/08/62470/trackback

コメントを残す

名前およびメールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

HP Directplus -HP公式オンラインストア-

ピックアップ

トップギア・ジャパン 060

アーカイブ