新型日産 Z NISMOが登場…あれ?MTはどこ?


新型日産 Z NISMOが登場 あれ?MTはどこ?…ないんかい!

日産はおそらく、新型Zニスモの最高出力420ps、最大トルク520Nm、サスペンションの微調整、そして気の利いた新しいホイールとタイヤに焦点を当てることを望んでいるのだろう。そしてもちろん、それらについて説明はしよう。しかし今、トップギアでは、マニュアルギアボックス、MTの設定は一体どこにあるのだろうと疑問に思わずにはいられなかった。ラインナップに、もう一度目を通してみる…MT、ないんかい!

そう、Z NISMOには9M-ATxという9速オートマチックしか用意されていないのだ。日産によれば、この9速オートマチックは「より速く、よりダイナミックな変速性能を実現するために改良された」もので、ローンチコントロールも装備されているという。それでも、普通のZであればマニュアルで購入したい人も多いと思う。個人的には、なおさらこのハードコアバージョンの2ドア、リアドライブクーペをMT以外で買いたいなんて考えられない。

なんだかなあー。ニスモは標準のZと同じ3.0リッター、ツインターボV6を搭載しているが、最高出力は20ps、最大トルクは45Nm向上している。硬めのスプリングとダンパーがクーペ全体の俊敏性を向上させ、ダンロップ SP Sport MaxxタイヤがZにさらなるグリップを与えるだろう。ニスモのグロスブラックのレイズ19インチホイールは、フロント10インチ、リア10.5インチと、標準のZに装着されるものよりワイドになっている。

最後に、追加の床下補強とより硬いサスペンションブッシュは、車全体をより剛性のあるものにしている。また、フロント15インチ、リア13.8インチの大径ブレーキローターの採用により、ニスモのブレーキ性能も向上している。

ニスモの運転席で最も大きな変更点はレカロ製シートで、レザーとアルカンターラファブリックのミックスで仕上げられている。マルチメディアは、Apple CarPlay(ワイヤレス)とAndroid Auto(有線)を備えた9インチの中央タッチスクリーンが担当。ブラインドスポットモニター(このクルマには絶対に必要だ)、車線逸脱警告、前方衝突警告など、運転支援技術も満載だ。

米国では最高スペックの日産Zパフォーマンスがすでに52,085ドル(740万円/デスティネーション費用1,095ドル込み)であることを考えれば、ニスモが安くなるわけがない。我々の予想では ニスモは60,000ドル(852万円)前後になるだろう。ちなみに、日本では、9,200,400円。うーん。アップグレードがそれに見合うものであることを祈りたい。

R35日産GT-Rのデザイナー、中村史郎氏がトップギアに語った:「現在のEVのデザインはアグレッシブ過ぎ」

【トップギア試乗】日産 Z:より引き締まって、よりヤバくて、より完成度の高いZだが、欧州で発売されない

フェアレディZ復活で日本車爆上げ中+英国車特集:トップギア・ジャパン 050

日産ZのNISMOバージョン、ドリフトの名手クリス フォーズバーグがステアリングを握る




=海外の反応=
「Zは売れているのか?道路で見たことがないんだけど」
↑「売れているんだけど、製造上の問題がある」
↑「どう考えても、ここアメリカでさえ、まだ一度も見たことがないよ」
「MTのオプションがないのは、人々がマニュアルを買わないからだ。純粋主義者が手ぐすね引いていても、マニュアルのスポーツカーは売れないんだ」
「Hyundai Nのカラーで発表されているのがちょっと不思議」

トラックバックURL: https://topgear.tokyo/2023/08/62051/trackback

コメントを残す

名前およびメールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

HP Directplus -HP公式オンラインストア-

ピックアップ

トップギア・ジャパン 060

アーカイブ