濃霧の中をぶっちぎる第100回パイクスピーク ヒルクライムでの恐怖のウイニングラン


霧、晴れ、曇、雨、雪、そして濃霧…と、刻々と変わっていく、パイクスピーク インターナショナル ヒルクライムだ。この第100回パイクスピーク インターナショナル ヒルクライムで、イギリスのレーシングドライバー、ロビン シュートが、2018年のウルフ TSCを駆って4年ぶり3回目の優勝を飾った。

コースレコードは、数年前にフォルクスワーゲン ID.Rのロマン デュマが記録した8分を切る驚異的なものであることを考えると、シュートの10分9秒525という努力は、それに比べると少し控えめに感じられるかもしれない。

しかし、下のビデオでご覧いただけるように、全長20km、標高1,440mのルートの最後の区間は、濃霧のために視界がほとんど利かず、シュートはゴールするために這いずり回るしかないような、想像以上に先の見えないなものになった。Yikes(Oh,No!のニュアンス) Peakと呼ぶべきだったね。

「最後の方は悲惨だった」とシュートはレース後に語っている。「3速でアイドリングして、道を探すのに必死だったんだ。道路脇には白い線が引かれているから、それを見ながら頂上まで行ければいいなと思った」

ケン ブロックがポルシェ 917/20「ピンクピッグ」へのオマージュを込めた1,400bhp「フーニピガサス」でパイクスピークに参戦

ウルフ TSCは、次点の挑戦者に25秒近い差をつけてゴールしたが、2位がほぼノーマル仕様のポルシェ 911 ターボ Sだった。

3位にはポルシェ GT2 RS クラブスポーツが入賞している。

ところで、ケン ブロックと1,400bhpのフーニピガサスはどうなったかというと、ちょっとした故障に見舞われたのだそうだ。つまり、バルブを落としてしまい、ブロック自身の言葉を借りれば「エンジンの大破壊」を引き起こしてしまったのだ。

やれやれ。来年こそは、ちゃんとしたマシンで走れることを期待しよう。


=海外の反応=
「すげーな、こんな状況下でも、大きな力を発揮してくれるんだね。
@10:23:濡れたコーナーを片手で回り、バイザーを拭いている」
「これぞ、リアルなヒルクライム」
「これは絶対に怖いヤツ」
「報道にはとてもがっかりした(コメンテーターは素晴らしかった)。モータースポーツが好きな人たちにとって、これほど大きなイベントなのに、本当にお粗末。もちろん、大きなコースではあるけれど、ニュルブルクリンクも同じ」

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