…ゴメン。この前、シトロエン マイ Ami(アミ) バギーが生産開始のニュースをお届けしたとき、私たちは「速さが必要だ」と申し上げたんだ。だが、みなさんの方は、そこまで急ぐ必要はないだろうと思っていたのだ。
シトロエンは今週初め、2021年12月にコンセプトカーとして誕生したマイ アミ バギーの受注を開始したが、20分後にはフランス専用に用意された50台すべてが、熱心な顧客によって手に入れられたのである。
「20分以内」なんて簡単に言っちゃったけど、シトロエンのストップウォッチでは、17分28秒という正確な時間が計測されいた。そして、最初の購入者さんは、2分53秒ですべてのプロセスをオンラインで完了したっていう…。この指先の速さには感服するばかりだ。
納車は8月で、幸運な(見方によっては、ちょっとクレイジーな)選ばれた顧客は、屋根のない、頭からつま先までカーキ色の服を着たAmiの四輪バイクを手に入れることになるのだ。
その一方で、ドアはなく、両側には筒状のフレームがあるだけだ。しかし、雨の気配を感じたら、防水布を装着することができる。
最高出力8bhpのモーターと5.5kWhのバッテリーは標準車と同じで、最高速度は約50km/h、航続距離は76kmだ。
ほらね、14インチのゴールドホイールに海水浴客が見とれてしまうほどの低速でしょ?
日本にEVのAmiが導入されるといいのだが、今のところ、安全面などでちょっと難しそうだ。クローズドなコースでもいいから、乗ってみたいね。
=海外の反応=
「たった50台か。スペイン、フランス、イタリア、ギリシャの 小さな村で使われているような車だ。狭くて曲がりくねった道路でさ」
↑「そうだね、でも50ccスクーターなら、駐車が楽だし、駐車スペースや法律といったものに制限されないし。何かや誰かの邪魔をしない限りはね。でも、安全に人を乗せる必要があって、荷物もあって、両方を同時に乗せることが多いならアミのほうがいい。125ccのスクーターより高価で、速度も遅いのが難点だけど…。
正直なところ、キャブフォワードで後ろが空っぽの四角いスペースだけのバージョンがあれば、ものすごく便利なんだけどな。ディーゼルの三菱 L300バンやピアジオの2ストロークスクーターに代わるクルマがやっと出てきたって感じで」