シトロエンの超小型EVアミ、今度は冒険者用のバギー コンセプトを発表

超小型EVのシトロエン アミは、これまでパトカーニャンコ仕様として活躍してきたけど、今度はなに?冒険のためのバギーとして登場する。その名も「シトロエン マイ アミ バギー コンセプト」

シトロエンによれば、「勇敢でフレンドリーなバックパッカーの個性を主張するスタイリッシュな属性」が特徴で、メーカー側は「14歳から77歳までのすべての子供がクリスマスリストに加えたいと思うようなもの」だという。うーん。

「子供」の定義を確認するため、いくつかのファクトをご紹介しよう。アミ バギーのドアは取り外され、代わりに透明な雨よけキャンバスがついていて、ジッパーを開ければ雨風から身を守ることができる。

フロントとリアにブルバーを装備し、夜間の視界を確保するために巨大な(アミのスケールでは、って意味)LEDライトバーを装備している。フェンダーフレアも見直され、フロント、バック、そしてその下にはチューブラーガードもついている。

ワイドなマッドタイヤ(マットゴールドのリム)はオフロードでの安定性を高め、ヘッドライトには擦り傷を防ぐためのグリルが装備されている。

室内は、シートや収納を全面的に見直した。また、カメラマウントやボトルホルダーなど、3Dプリントされたアクセサリーがいくつか用意されており、紛失や破損の際には、ゼロから作り直すことができる。

また、限られたスペースを有効に使うために、テトリスのように立体的に組み合わされたカスタムラゲージも用意されている。

「マイ アミ バギーは、クルマではないアミの哲学に沿った提案です」と、このコンセプトのデザイナー、サミュエル ペリクレスは言っている。「マイ アミ バギー コンセプトは、象徴的で現代的な工業製品の最も純粋な精神に基づき、機能的でシンプルである必要がありました」

パワートレインに関する新しい情報はないので、アミの標準的な5.5kWhのバッテリーはそのまま残されていると思われる。ですから、あなたの冒険はすべて、あなたの住む場所から46マイル(74km)以内で行われる必要がある。ただし、ルーフに搭載されたスペースホイールが、空気抵抗を増やさなければの話だが。

そんなところだろう。イギリスの冒険家、ラヌルフ ファインズを目指している皆さん、ごめんなさい。

アミ バギーが生産されないことは明らかで、私たちは英国向けの標準車でやりくりしなければならない。しかし、シトロエンはこれが「現実的で効果的な」コンセプトであると主張している。どうざんしょ?

=海外の反応=
「シトロエンは、ルノー トゥイジーの驚異的な成功を見て、似たようなものを作ろうと思ったのだろう。誰もがSUVに似たものを欲しがっているようなので、これは本当に標準的なアミであるべきだと思うのですが、ドアがあると便利だよね。シートにナンバーをつけてほしいな。MPVなら、子供たちに「02はもう予約済みだから03に座って」と言えるし…」
「草むらへの乗り上げるのが冒険だっ!って場合はどうするんだろ?」
「ここにコメントしている人たちが、典型的な苦い中年のトップギアファンではなく、とても楽しい感覚を持っていることがうれしい」
「8hpで46マイル(74km)の航続距離か。冒険には電動バイクの方がいいかもしれない」

トラックバックURL: https://topgear.tokyo/2021/12/42985/trackback

コメントを残す

名前およびメールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ピックアップ

トップギア・ジャパン 063

アーカイブ