ローマ法王にも贈呈されたことのあるフィアット デュカトが日本に導入

 

ようやく日本にも、フィアット デュカト(DUCATO)が導入されることになった。キャンピングカーのベース車両として正式導入されるデュカトだが、新たにデュカト専用の販売ネットワークを構築していく。デュカト専用の販売ネットワークは、車両架装を専門とする法人、既存のFCAジャパン並びにグループPSAジャパンの正規ディーラーなどを主な候補として全国から幅広く募集中。未架装のメーカー希望小売価格は4,690,000円から、デリバリー開始は2022年下半期を予定している。

日本に導入される2022年モデルのデュカトは、3種類のバンだ。欧州仕様参考値だが、下記となっている。
• L2H2:全長5,413mm、全幅2,050mm、全高2,524mm、ホイールベース3,450mm、室内スペース11.5m3
• L3H2:全長5,998mm、全幅2,050mm、全高2,524mm、ホイールベース4,035mm、室内スペース13m3
• L3H3:全長5,998mm、全幅2,050mm、全高2,764mm、ホイールベース4,035mm、室内スペース15m3
パワートレインは、最高出力180hp、最大トルク450Nmを発生する、MULTIJET3ディーゼルエンジンを搭載。このエンジンには、スムーズな作動を特徴とする9速オートマチック・トラスミッションが組み合わされている。最大積載重量は、L2H2(ホイールベース:3,450mm)が1,645kg、L3H2およびL3H3(ホイールベース:4,035mm)が1,540kgとなっている。

日本市場に初導入されるデュカトは、2020年に誕生40周年を迎え、欧州商用車市場で7割のシェアを持ち、2020年と2021年にはヨーロッパにおける小型商用車のベストセラー・モデルとなったほど。デュカトの2020年の世界販売台数は約15万台で、2019年に比べて8%増加している。さらに、このデュカト、2009年にはローマ法王に贈呈されたこともある。上の写真は、地震に見舞われたアブルッツォ州を視察する教皇だ。フィアットによれば、「安全性と低環境負荷のための最先端システム」に加え、ラウンジスタイルの5つのホワイトレザーシートがリアに装備されているとのことだった。

なかなか日本では、フィアットのバンが絶好調ということはあまり知られていなかったので、このデュカト導入をきっかけに、新たなイメージが付加されることになるだろう。

将来的にもフィアットはこの分野に積極的なようだ。新型MPVに「ウリッセ(Ulysse)」、バンに「スクード(Scudo)」の名を復活させるという。ウリッセは1994-2010年まで、スクードは1996-2016年まで発売されていた車種である。上の画像はかなり暗いけれど、それでも新型ユリスとスクードには見覚えがあるって人もいるかも?プジョー エキスパートやトラベラー、シトロエン ディスパッチやスペースツアラー、ボクスホール ビバロなどに使われているステランティスのEMP2プラットフォームがベースになっているからだ。フロントバンパーのわずかな変更と、大きなFIATバッジが、イタリア車と他の車種を区別する唯一の要素なのである。

そのプラットフォームは、両方とも完全な電気バージョン(ディーゼルに加えて)を可能にするものだ。まだフィアットからパワートレインの詳細は出ていない。けれど、ステランティスのラインナップから察するに、EVは 134bhpモーターと50kWhバッテリー (航続距離230kmとして) くらいのスペックが期待されている。

スクードにはバン、コンビ、キャブが、ウリッセには6人乗りから9人乗りまでが用意される。両モデルとも、オリジナルが生産されていたフランスのステランティス オルダンの工場で生産される。

残る唯一の疑問は、新型ムルティプラはいつ登場するのか、ということだ。フィアットよ、わかっているよね…?

トラック一括査定王

https://www.fiat-auto.co.jp/professional/ducato/

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