メルセデス・ベンツ新型Cクラスが全モデル電動化へ、電気のみ航続距離100kmのプラグインハイブリッドは2022年中頃予定

メルセデス・ベンツのCクラスが7年ぶりにフルモデルチェンジとなり、オンラインによる発表会が行われた。今回の新型CクラスはISGとプラグインハイブリッドによる全モデル電動化となり、メルセデス・ベンツの中でも初めての試みになる。トップギアはじめ海外でも評価の高いEQS、そして日本でも春に導入されたEQA など100%EVと合わせ、メルセデス・ベンツの電動化を推し進める一台になる。今回は、ガソリンとディーゼルのISGモデルのみとなり、こちらは秋からの納車開始が予定されている。セダンではC 200 アバンギャルド (654万円)、C 200 4MATIC アバンギャルド(684万円)、C 220 d アバンギャルド(682万円)、ステーションワゴンでは、C 200 アバンギャルド (680万円)、C 200 d アバンギャルド(708万円)となる。来年の中頃には電気のみでの航続距離100kmのプラグインハイブリッドのモデルが、セダンのC 350 e アバンギャルドから発売される予定となっている。

Cクラスは1982年に「190クラス」として登場以来、動力性能や快適性、安全性など あらゆる面において常にセグメントのベンチマークとされているモデルだ。グローバルでの累計販売は1050万台に上り日本でも40万台が販売されている。2014年から販売している先代Cクラスは、セダンとステーションワゴンを合わせて、日本で累計約10万台以上を販売し、2015年から2019年まで、年間のセグメントナンバー1を達成してきた。

新型Cクラスはサポートの精度を高めた安全運転支援システム、直感的な操作設定が可能な縦型の大型センターディスプレイ、直感的な行先案内が可能なARナビゲーション、利便性が高い生体認証によるシートポジション等の設定、片側130万画素を誇るDIGITALライトによる効果的な夜間の視界確保や、良好な取り回しや優れたハンドリングを実現するリア・アクスルステアリングなど、フラッグシップモデルである新型Sクラス譲りの新技術を多数採用している。また、エクステリアとインテリアのデザインにも新型Sクラス譲りの要素を取り入れながら、随所にCクラスらしいスポーティさも表現した。

エクステリアでは、先代モデルと比較し全幅の拡大は10mmに抑えながら、 全長は65mm伸長し、伸びやかなシルエットとなった。中でも、サイド ウィンドウ下端に近いショルダー部にフロントからリアまでを貫く、「キャットウォークライン」と言う愛称を持つキャラクターラインを一本通すことで、車高を低く、スマートに見せる効果をもたらしている。

インテリアデザインについても新型Sクラスの要素を取り入れながら、Cクラスらしいスポーティさを加えている。注目されるのは、ダッシュボードと縦型の11.9インチのメディアディスプレイを6度、ドライバー側に傾けていること。ここにドライバーを重視した C クラスならではの特徴が見えている。

従来から、新型Cクラスは高い小回り性能が美点だったが、オプション装備として後輪操舵システム 「リア・アクスルステアリング」を採用することで、その点がさらに進化した。約60km/h以下では、リアホイールをフロントホイールとは逆方向に最大2.5度傾けてくれる。これにより日常の走行シーンや、駐車する際には回転半径が小さくなるため、クルマが扱いやすくなる。約60km/hを超えると、リアホイールをフロントホイールと同じ方向に最大2.5度操舵することで、走行安定性を大きく高めてくれる。従来のメルセデスの美徳である小回り性能を犠牲にしないだけではなく、中高速域での安定性や、優れたハンドリングも並立させている。

前モデル電動化によりはるかな進化を遂げた新型 C クラス。 また世界のスタンダードの定義を書き換えてくれる存在になりそうだ。

新型Cクラス特設サイト

アーカイブ

subscribe RSS