轟音で走っていそうなマーキュリー クーペ…えっ、これテスラのバッテリー使ったEVなの!?

リビルドや修復、つまり換装を行うには、それなりの理由がある

往年の化学教師の言葉を借りれば、その通り。ツインモーターのセットアップは、静止状態で637Nm、走行中に400bhpを発揮。前述したように、これはオリジナルのコンポーネントの許容量をかなり超えているのだ。また、土曜日の朝のクルージングを即席のタイヤによる焚き火に変えてしまうほど、トラクションの神様が許す範囲を超えている。

口を開けているメルセデスがズボンを合わせるまでには、もう少しトラクションが必要だ。リヤのグリップが向上すれば、それに伴ってフロントのグリップも向上しなければならない。もしこのエレクトロモッドがアンダーステアを起こさないようにするには、リライアント・ロビンのようにフロントタイヤが禿げた状態でなければならない。凍った湖の上で。フロントにはデュアルウィッシュボーンとコイルオーバー、ラック&ピニオンステアリング、モーターの回生ブレーキを補完するディスクブレーキが装備されている。すなわち、これは適切なものであり、適切なハンドリングのクルマになっている。それは認めよう。そして、いつかアメリカへのフライトが復活したときに、このクルマに乗ってみたいと謙虚に思っている。

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