ゴロゴロと轟音を響かせながら走る、マーキュリー クーペ…。と思っていたら、これ、EVなんだよ。そう、アイコンのエレクトリックマーキュリークーペは、本当に欲しいEVだ。バッテリーはテスラ、スタイルは1940年代のアメリカ、改造はアイコンが担当。これ以上のものはないだろう。
アイコン エレクトリック マーキュリー クーペ、ってなんなの?
これまでの歴史の中で、最高のものだと思うんだけど。ベースとなっているのは、1949年製のマーキュリー エイト クーペで、完全なオリジナル(そう、この上なく艶やかな塗装も含めて)だ。もちろん、8気筒エンジンを搭載していたことからその名が付けられた。しかし、アイコン エレクトリック マーキュリー クーペには、明らかに同じものではない。本当に、ここでは「書いてある通り」の施策が行われている。
アイコンのマーキュリーEVの要点は、他のプロのレストモッドとほぼ同じ。古いクルマを、新しいパーツで素晴らしく、日常的に運転できるようにして、不満を抱えたサイのように充電するのである。ここでの違いは、もちろん、EVの部分だ。何百もの馬力を生み出すピカピカのクレートエンジンではなく、テスラ モデル Sのバッテリーと、何百もの静かな馬力を生み出すピカピカの電気モーターが搭載されている。