スバルとの共同開発で生まれた新しい電動SUVコンセプト、トヨタ bZ4X

キミのWiFiネットワークの名前じゃないよ。トヨタの新しい電気自動車SUVコンセプトだ。この新しい「bZ4X」は、トヨタの次期完全電気自動車シリーズの第一弾を予告するものとなっている。

この名前は「beyond Zero」を意味し、トヨタが全く新しい電気自動車によって、二酸化炭素排出量ゼロ、カーボンニュートラルを目指していることを意味しているようだ。すべての車両は、「e-TNGA」と呼ばれるこの新しいコンセプトのプラットフォームをベースにする。重ねて言うけど、これは、WiFiのパスワードではないので、お間違いなく。

トヨタによると、この形状には「ダイナミズムとユーティリティー」が込められているそう。新しいプラットフォームは、ロングホイールベースとショートオーバーハングにより、より「広々とした開放的なキャビン」を実現し、「Dセグメントの大型車に匹敵する」リアレッグルームを確保しているそうだ。ちなみにDセグメントの車とは、BMWの3シリーズやメルセデスのCクラス、そして今は亡きフォードのモンデオのような車のこと。

トヨタは電池やモーターの技術的な詳細を発表していないが、「クラスをリードする効率と非常に競争力のある航続距離」を実現すると述べている。また、トヨタはハイブリッド/PHEVの長い経験を活かして、寒冷地でも航続距離を維持できるような大型のバッテリーを搭載することもわかっている。

トヨタはスバルと共同でこのSUVを開発した。コンセプトカー(および将来の市販車)には、前後の車軸にモーターを搭載した全輪駆動システムが採用されている。これにより、「本物のオフロード性能」を実現しているそうだ。

他にも、コンセプトカーにはステア・バイ・ワイヤシステムが搭載されており、トヨタは従来のステアリングホイールを廃止し、代わりにステアリングの「ヨーク」を取り付けた。その理由は何だろうか?ヨークの上に配置されたインストルメントパネルは、視認性を高めるために低く設定されており、その他のものは中央の巨大なスクリーンにまとめられている。

bZ4Xの量産車は2022年に完成する予定で、トヨタは現在から2025年までに15台の新型バッテリーカーを計画しており、そのうち7台が「bZ」と名付けられる予定だ。

チーフエンジニアの豊島孝治氏は、「ゼロエミッション車として環境に貢献するだけでなく、運転をより簡単に、より楽しくすることで、ゼロエミッションを超えた価値を提供します」と説明しているる。

=海外の反応=
「はい、ほぼ完成しているようだね。ステアリングホイールは間に合ってないようだが、それ以外は準備万端ぽい。
トヨタのRav-E?Rev-4?それともただのBeyond?
ちなみに僕は3番目の名前が一番好きなんだけど」
↑「まさに言おうと思っていたところ。ホイール以外はコンセプトカーっぽさを感じさせないデザインで、ワイパーも付いている」
「ファンカデリックなRAV-4に馬鹿げたステアリングホイールを付けたようなもの。でも、実はちょっと気に入っている。航続距離や性能面でレースに勝てるかどうかの情報はないけれど」
「スペックを明らかにしていないということは、トヨタが非常に早い段階で開発を進めているということだろう。謳い文句はともかく、2023年から24年までに車を市場に出せるかどうかは疑問。大量のセルの調達も問題になるしね」
「興味深いことに、同じクルマのメディア向け写真の2枚目には、普通の丸いステアリングホイールが写っているものがある」
「価格は?仮定の話だけど、これはRav4 Prime(英国ではすでに700万円以上/月々リース料は8-9万円)よりもさらに高くなるだろう。私はトヨタ車にレクサスの価格を払うことが「より簡単」で「より楽しい」ことだとは思わない。具体的な情報があるといいね。
レンジ?Honda Eよりもキア EV6寄りであることを祈っている。
足元の広さ - 私のRAV4は、Cクラスや3シリーズよりも後席の足元の広さが広いと思うのだが、そこはダウングレードだろうか?
確かに期待値は下がった。コンセプトとは、期待を高めるものではないのか?」
「PHVではなくFUVだ。アジアの優秀なスタイリストは皆、韓国に移ってしまったようで、困ったものだね」
「トヨタはついに、デザイナーにもう少し自由を与え、もう少し創造性を発揮させ、彼らの技術を適切かつ十分に発揮させたようだ。必ずしも格好良い、ハンサム、可愛い、美しいクルマとは言えないけど、今回はデザインが良く、きちんと全体的にデザインされていて、むしろ面白く、ユニークでクリエイティブだ。すべてがフィットして機能しており、形状やライン、デザイナーに課せられた(交通安全やデザインルールによる)妥協点がすべて考慮されている。これは最近の市販車のデザインでは珍しいことで、他のデザインや「デザインの流れ」を崩すことなく、変更したい点や変更できる点はほとんどない(iPadのようなインフォテイメント画面はいつものように迷子になりそうだが)。私たちがこのデザインに飽きてしまうのか、それとも老朽化してしまうのかは、時間が決めることであり、もしかしたら好き嫌いの分かれるデザインかも。しかし、特にクロスオーバー、それもトレンドを追う電動クロスオーバーとしては、私は感心していると言わざるを得ない。トヨタとスバルの意図が、今後発売される一般的な電気自動車のトレンドに沿ったあらゆるクロスオーバーのために、良い第一印象を与えることにあったとすれば、彼らは良い仕事をしたと言えるだろう」
「ノーズが妙に長く、後ろ姿は標準的なiペイス/ポールスター 2寄りだが、プリウスよりはCH-Rっぽいので良い」

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