ぬ~ん!宇宙船にインスパイアされたヒュンダイ スターリア MPV


ぬ~ん!って感じで登場したのは、ヒュンダイ スターリア。コレ、コンセプトカーじゃないんだよ。今年登場するリアルなヒュンダイのバンなんだ。「宇宙船のような」エクステリアデザインとのこと。トップギア的には、全面支持できるデザインだ。

謙虚なMPVの復活は、もはや汚い言葉で罵られるようなものではないことは明らかだ。ヒュンダイは、映画の世界が何十年も前から約束してきた「未来のクルマ」の姿を使って、厄介なクロスオーバーに容赦なく殴られてきたセグメントを復活させている。

スターリアは、「宇宙から見た日の出の時に地球の地平線を照らす光の輪にヒントを得て」、フロントからバックまで1本のシンプルな「流線型のシルエット」でデザインされている。

その顔には、水平方向に伸びるデイタイムランニングライト、ワイドグリル、左右のローセットライトが配置され、星空に向かって上昇していく。

さらに、ワイドグリルとローセットライトを左右に配している。そして、リアガラスの左右には縦型のライトストリップを配し、ワイドでローセットなリアバンパーで荷物の積みやすさを追求している。このデザインについては、もっと多くのことを語りたいところだが、あまりにもシンプルでクリーンなので、このくらいにしておく。

しかし、内部は完全なクルーズ船になっている。ヒュンダイは、クルーズ船のラウンジからインスピレーションを得たと話している。センターコンソールには、10.25インチの大型タッチスクリーンが設置され、運転席側には小型のデジタルクラスターが設置。もちろん、ヒュンダイだけあって収納も充実している。「ハイエンド」なスターリアには、2列目に「ワンタッチ」リラクゼーションモードが搭載されている。これは基本的にシートを自動的にリクライニングさせるものだ。

9人乗りのオプションでは、2列目が回転して3列目の乗客と対話することができ、64種類ものアンビエント ムードランプの色をどれにするか話し合うことができる。ヒュンダイによれば、スターリアは2人乗り(ビッグ マッシブ バン)から11人乗り(ビッグ マッシブ ピープル キャリア)まで用意されており、その詳細は今年後半に明らかになるという。

その詳細とは…いったい何を動力源としているのだろうか?しかし、冒頭で述べたように、地球上の仕事は、もはやスターリアの任務ではないかもしれない。



=海外の反応=
「他社にもよくある、未来のEVのガラクタのように見える。
ベルトーネとピニンファリーナが必要なんだけど、どこにいるんだろう?」
「非常にシンプルで、よくデザインされ、よく考えられた要素で構成されている。
ルノー エスパスとトヨタ タラゴが残した武勇伝を引き継いでるよね」
「実際、2005年の三菱D5コンセプトによく似てるわ」
「i800の未来的な再構築ではないことを期待しているけど、現段階でドライブトレインに関する情報がないということは、何も新しいことがないということを意味しているように思える」
「ビッグ マッシブ バンバージョンがフォード トランジットの販売に大きな影響を与えるとは思えないのだが?」
「アジアだと、ヨーロッパでは手に入らないような格好いいバンがたくさんあるよね」
「MPVを再びクールにしてくれた。ルノーの仕事を引き継いでくれたヒュンダイに感謝!」

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