【トップギア試乗】アウディ e-tron GT

所有

ランニングコストと信頼性

さあ、価格だ。クワトロは、79,900ポンド(1,200万円)からスタートで、散財しそうな最高スペックのVorsprungバージョンの106,000ポンド(1,580万円)まである。RSの方は、110,950ポンド(1,655万円)からで、カーボンブラックバージョンになると124,540ポンド(1,860万円)に、カーボン Vorsprungになると133,340ポンド(2,000万円)まで上昇する。安いわけではないが、これを手に入れれば、ガソリン駆動のRSモデルよりも安い燃料費の恩恵に浴することができるだろう。英国のロンドンに住んでいるなら、税金と混雑料の免除もある。

アウディは、WLTPの航続距離をクワトロが487km、RSが472kmだと主張しているが、前者は後輪駆動のみのエントリーレベルのタイカンよりも数キロ、後者は同等のパワーを持つタイカン ターボよりも20kmほど向上している。タイカンと同様に、800Vアーキテクチャは、対応できる充電スポットを見つけることができれば、最大270kWのDC充電が可能であることを意味している。最適な速度でという条件つきだが、わずか5分で100kmの距離を走ることができ、または23分未満で0-80パーセントの充電ができる。

次にデザインだ。どこに行っても注目を集める準備をしておこう(特にコンフィギュレーターでタクティカルグリーンをクリックした場合は…勇者のみの特権だ)。ホイールは20から21インチの範囲で、適切なエアロブレードと大きめのリム、アウディレーザーライトとマトリックスLEDヘッドライトはRSに標準でつき、標準のLEDマトリックスユニットよりもハイビームの範囲が2倍になる。

グリルに注目してほしい。今回は冷却要件が少ないため、アウディの通常のシングルフレームナンバーが不要となり、バッジの下はボディカラーのトリムでブロックされている。アーチの上に刻まれた、たくましいラインは、個人的にめっちゃお気に入り。フルワイドのリアライトバー(2段式ポップアップリアスポイラーのすぐ下)は、クルマのロックとアンロックのたびに陽気なダンスを披露してくれる。カーボンウィングミラーとフルカーボンルーフは、個別のオプションとして、またはRSのカーボンブラックとカーボンVorsprungパックの一部として用意されている。

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