【トップギア試乗】ベントレー ベンテイガ

内装

レイアウト、フィニッシュ、スペース
…選べる座席数は4、5、または7。おかかえ運転手さんがいる君なら、きっと超絶ゴージャスな4シーターを選ぶだろうね。だとすると、足元の空間が、昔のモデルより10㎝広くなってるよ。

前席に座ってみたら、いろんなとこが改善されてるのに気付くはず。まぁ、変わったのはほとんどが「細部」なんだけどね。いい素材や作りのおかげで2,000万円以上のクルマには仕上がっているが、ディスプレイやスイッチギアなんかはフォルクスワーゲン系でよく使われてるやつなんで、コンチネンタルやフライングスパーに乗った時のような超特別感はベンテイガでは味わったことがない。重要パーツがモデル共通じゃなきゃいけないってのは分かるんだけどね…(「回転式の三角チョコ」みたいなエンタメスクリーンはなくなってるよ)。特にミュルザンヌから乗り換えたって人にしたら、スペシャル感は失われるだろうね。

けど、テック系は全体的に進歩してる。Apple CarPlayは無線だし、Android Autoにも対応したし、車内のどこを見てもUSB-Cポートが埋め込まれてるのがわかる。もし少々年代遅れのスマホを使ってるなら、充電ケーブルを最新のものに買い代えないといけないんだけど、ほとんどの人は新しいスマホ持ってるだろうから、即ベントレーオーナーになれるけどね。

あぁ、それとスマホの非接触充電ボードがる。信号ブースターになってるから、スマホはそこに置いとくといいよ。以前トップギアのガレージにコンチネンタルGTが住んでたんだけど、その中にいると世間の喧騒から完全に切り離されてる気がしてさ、いいデジタルデトックスになってたんだよね。内装のGIF写真をエンドレスに投稿し続けて、SNSグループのメンバー全員に送りつけてた頃が懐かしいなぁ。

他に変わったとこ?同クラスのアウディのやつよりかはクラシックな印象のデジタルダイアル付きの地図スクリーンとか、保湿たっぷり滑らかな指が当たってもチクチクしないように縫い目の位置がずらしてあるハンドルとか、イオンを発生させるアート作品っぽい中央のエアベントとか、座席やシート温度が自分で調整できる後部座席用のリモコンなどなど。一昔前の家庭用パソコンよりも高い処理能力を持ってんじゃない?

ウッドやレザーやトリムやステッチなど、全部の内装オプションを見ていたら数日かかっちゃうよ。ステレオは、590W12スピーカーの通常のやつか、1,780W 20スピーカーのNaimのやつのどっちか2種類から選べる。うわぁ、迷っちゃう。

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