三菱の新型アウトランダーが4代目にフルモデルチェンジし、米国、カナダ、プエルトリコで発売開始

三菱のクロスオーバーSUV『アウトランダー』をフルモデルチェンジし、本年4月より米国、カナダ、プエルトリコで発売される。ちなみに、価格は、26,000ドル(275万円)くらいからと報じられている。
発売に先駆け、米国のAmazon Liveでオンライン発表会が実施され、走行シーンも含め、さまざまなアウトランダーの魅力がわかるコンテンツとなっている。なお、2021年3月31日までAmazon Liveで視聴することができる。
新型『アウトランダー』のAmazon Liveページ(英語のみ):
www.amazon.com/MitsubishiOutlander

『アウトランダー』は、グローバルに展開するクロスオーバーSUVでこれまで累計約260万台を販売してきた。北米では2002年に三菱自動車初のクロスオーバーSUVとして投入し、SUVとしての実用性と機動力、そして環境性能と経済性で3世代にわたって好評を博してきた。

4世代目となる今回の新型『アウトランダー』は、以下の3点を特長として全方位で大きく進化させている。
1つ目は、力強く存在感のあるスタイリングだ。
次世代のダイナミックシールドフロントフェイス、大径20インチタイヤとワイドボディを強調するフェンダー、重厚かつ堂々としたプロポーションに仕上げられている。

2つ目は、安心・安全な走行性能である。
新開発プラットフォームの採用により、衝突安全性を大幅に高め、高次元の操縦安定性を実現した。キャビン周りには三菱自動車初のホットスタンプ式超高張力鋼板を採用し、変形の少ない高耐力キャビン構造としながら軽量化を実現している。また、エンジンルーム及びキャビン周りには連続した環状構造を採用し、従来車よりボディの曲げ、及びねじり剛性を大幅に向上した。マルチリンク式のサスペンション、及びデュアルピニオン式の電動パワーステアリングの採用などにより、上質な乗り心地でありながら、リニアでダイレクト感のある操縦性を実現。直進安定性はもちろんコーナリング時のトレース性も大きく向上している。
2.5Lガソリンエンジンを新開発し、従来車に対して最高出力で約8.9%、燃料消費率(WLTCモード)で約2.6%向上させた。低中回転域はトルクフルで力強く高回転域ではなだらかで扱いやすいため、街乗りからスポーツドライブまで幅広く対応している。トランスミッションは8速スポーツモードCVTを搭載した。加速時は多段A/Tのようなメリハリのある変速を行うステップシフト制御を採用し、アクセルを強く踏み込んだときは力強く俊敏な加速フィーリングが得られる。クルージング時にはCVTの特長を活かした静かで滑らかな走りを実現した。
4WD車では前後トルク配分を行うセンターカップリングのデバイスに、電動モーターによる油圧クラッチを取り入れた電子制御4WDを採用した。停車中から前輪と後輪を強く拘束できるため、走り出しの瞬間から後輪駆動力が発生し、4WDらしい力強さを体感できる。特に凍結路面での坂道発進といったシビアコンディションで、より威力を発揮している。
4WD車では、さらに進化した車両運動統合制御システム「S-AWC」を搭載した。ブレーキ制御「ブレーキAYC」を後輪にも採用することで、前後輪の分散制御に発展させている。ハンドル角、ヨーレイト、駆動トルク、ブレーキ圧、車輪速などをセンサーで検知し、ドライバーの操作と車両の状態を常に正確に把握。旋回時には「ブレーキAYC」が前後左右輪の駆動力/制動力差を最適化することで、タイヤのグリップ能力をさらに引き出し、ドライバーの意のままの操縦性を実現している。また、2WD車にも前後輪の分散制御に発展させた「ブレーキAYC」を取り入れ、「ASC」「ABS」と統合制御し、さまざまな路面で走行安定性を実現した。

3つ目は上質な室内空間。
触感や素材にこだわった上質なインテリア、上質な座り心地を追求した3列7人乗りシート、視認性と操作性に優れる液晶メーターディスプレイ、スマートフォンのワイヤレス充電機能の新採用など、大幅に質感と利便性を高めた室内空間となっている。

加藤隆雄CEOは、次のようにコメントした。
「新型『アウトランダー』は「威風堂々」を商品コンセプトとし、スタイリング、走行性能、上質感を大幅に進化させ、行動範囲を広げたい、さまざまなことに挑戦したいというお客様の想いに応える頼もしいSUVに仕上げました。この新型『アウトランダー』の投入により、まずは北米市場の販売を活性化させ、グローバルでの成長軌道に繋げていきたいと思います」

-というニュースをアップしてから一日たったが、早速UKサイトにコメントが寄せられた-
しかし昨年の夏、三菱はコスト削減のために「欧州市場への新型車の導入を凍結することを決議した」と発表してるので、この新型アウトランダーは欧州に入ってこないという。三菱アウトランダーは、欧州で最も売れているプラグインハイブリッド車の一つなのに。

「街乗り環境なら必要のない大型車」
「特徴的ではある、たしかに!」
「わぁーーー」
「悪くはなさそうだけど。これよりずっと悪いのを見てきたじゃん?」
「必要以上に巨大に感じるのはなんでだろ?」
「デザイン、なんであんなにマッシブなフロントにするんだよ?洗練されたEVではなく、ガソリン車であることをアピールするため?フロントガラスを低くしてボンネットを小さくしたら運転していて気持ちいいだろう」
「この価格で、このギッチリ感は、バーゲンプライスだよ」

トラックバックURL: https://topgear.tokyo/2021/02/29293/trackback

コメントを残す

名前およびメールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

HP Directplus -HP公式オンラインストア-

ピックアップ

トップギア・ジャパン 060

アーカイブ