お陀仏になっちゃったイギリス発9つのカーエンジニアリング

03マクラーレン MP4-12Cのドア

マクラーレン・オートモーティブの初代スーパーカーには、アクティブエアロ、カーボンチューブ、油圧式サスペンションなど、比較的安価なスーパーカーにしては多くの革新的な技術が盛り込まれていたが、キャビンにうまく座ることができれば、すべてを体験することができる。

マクラーレンは、このドアハンドルを廃止し、MP4-12Cのドアにはサイドウィンドウの真下にタッチセンサーを設け、ドライバーがサイドウィンドウの真下をなでるとパワーアンロックするようにした。

エレガントで、ミニマリストで…、だがこのドアには、血まみれになろうかっていうほどのイライラが募っていた。そういえば、当時は、なぜ怒っている人が、せわしなくスーパーカーを撫でていたのか疑問に思っていたっけ。やり方がわからない野次馬の群衆と一緒に、寒くて殺風景なガソリンスタンドにドライバーが立たされていた。あれは、クルマが頑固なまでにアクセスを許可することを拒否していたんだね。その後、すぐにゴム製のボタンに取って代わられたが、こちらの方は、はるかによく機能していた。

トラックバックURL: https://topgear.tokyo/2021/02/28795/trackback

コメントを残す

名前およびメールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ピックアップ

トップギア・ジャパン 063

アーカイブ