お陀仏になっちゃったイギリス発9つのカーエンジニアリング

世界史の授業では常に勇敢であったイギリスだが、こと自動車のエンジニアリングに関しては必ずしもそうではなかったようで…。

01ローバーのジェットアドベンチャー

イギリスはジェットエンジンを世界に与えた。もちろんだけど、空を飛び回る航空機の動力源として開発したのだ。だがローバーは、この刺激的な新技術をガスタービンの形にしてロードカーの動力にできないかと考えた。プロトタイプのJET1ロードスターは、1952年に245km/hを達成し、速度記録を更新した。

55,000rpmで100hpを発生させたにもかかわらず、わずかな騒音の問題、熱管理の問題、燃料消費量が約2-3km/Lであったため、ジェットエンジンを搭載したローバーは1点もののプロトタイプにとどまっていた。誰かがこういった不安を事前に察知していたのなら…。

トラックバックURL: https://topgear.tokyo/2021/02/28795/trackback

コメントを残す

名前およびメールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ピックアップ

トップギア・ジャパン 063

アーカイブ