ポルシェ タイカンが1,000万円で販売されたら買いたい人は多いハズ

そりゃ、欲しいわ、ポルシェのパフォーマンスEV、タイカン。でも、4Sで1,448.1万円、ターボで2,023.1万円、ターボ Sに至っては2,454,1万円とは、ちょっと手が出にくい。だから、こんなことを考えた人もいるはずだ。

「いいね、でもこんなに早くしなくてもいいんじゃないかな?」

さて、もしあなたも全電動ポルシェ4ドアが好きだけど、 涙型のダクトを内側に向けるような加速は必要ないとお考えならば、朗報だ。ポルシェが作る予定のベーススペック、エントリーレベル、最も安いけど、ちょっと遅いバージョンをご紹介しよう。言うなれば、シンプルなタイカンだ。

価格は70,690ポンド(1,000万円)で、 イギリスだと4Sよりも約13,000ポンド(185万円)安い。それにもかかわらず、見た目は全く同じで、同じシャシーのアップグレードやホットモデルの豪華なキャビンを追加することができるので、この「マイファースト タイカン」でさえも、世間が言うところの「鈍い」ということはないのだ。

シングルリアモーターが発生させる321hpのおかげで、初の後輪駆動の電気ポルシェは、アウトバーンで143mph(230km/h)を出せる。ちなみに、4Sは250km/h。一時的なオーバーブーストモードにすれば、パワーはジャガーIペイスと同等の402hpに跳ね上がり、0-100km/hは5.4秒で加速する。2021年になっても、同乗者を笑わせるほどの速さだ。あるいは、同乗者は、悪態をつくかもしれない。

さらに、オプションのパフォーマンスバッテリープラスを指定すれば、最も遅いタイカンをさらに速くすることができる。バッテリー容量が79kWhから93kWhにアップし、航続距離が431kmから484kmになるだけでなく、もう少しパンチが効いてくるのだ。

そう、バッテリーをアップグレードすれば、右足で375hp、オーバーブースト時には一時的に469hpを発揮することになる。厄介なポールスター 2をリアバンパーから突き放すには十分だな。

標準キットは、抵抗を減らすために造形された19インチのリムとLEDヘッドライト、10.9インチのキャビンのタッチスクリーン(真面目な話、なぜ11インチにしないのか)、そしてノーズにエンジンがないのでトランクは2つ付いている。

このベイビータイカンには、従来のスチール製スプリングサスペンションが装着されているが、明らかにポルシェは、このクルマに頭字語を装備するために、あなたの人生の貯金をすっからかんにすることに満足している。PASM、PDCC…もう、お分かりだろう。

ご存知ではないかもしれないが、タイカンの後輪駆動バージョンはすでにモータースポーツの実績があり、最近では電気自動車の最長ドリフト41km以上の世界記録を樹立した。ちなみに、トップギアのクリス ハリスが挑戦している。

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