05ランボルギーニ カーラ
ランボルギーニは、2003年にアウディ時代のガヤルドが登場するずっと前から、ジャルパ(1988年に死んだヤツ)に代わって、フェラーリ 355に対抗できるエントリーレベルのスーパーカーを作ろうと考えていた。
1995年のジュネーブモーターショーでデビューしたカーラは、完全に機能性を備えていた一台。359hpのV10(そう、V10があったんだよ。前兆ってことだね)は、後輪駆動で、6速マニュアルギアボックスだった。
イタルデザインのジウジアーロがスタイリングしたカーラは、どうやら生産するために運命づけられていたようだが、1998年にVWがメガテックからランボルギーニを買収したとき、プロジェクトは棚上げされ、代わりにガヤルドの仕事が開始された。
幸いなことに、コンセプトカーはまだ存在しているし、道路交通法に則ってるようだ。この写真は、数年前に行われたランボの50周年記念ツアーでの様子である。