さすがの重厚感 セイコー創業 140 周年記念「キングセイコー」デザイン復刻モデル

ひゃっ、ひゃっ、140年!?セイコーウオッチってそんなに歴史があるの?と改めて驚いた人もいるだろう。どうりで重厚感がハンパない。そのセイコー創業 140 周年を記念し、1961 年に誕生し国産高級機械式時計市場を牽引した<キングセイコー>のヒストリカルモデルのデザインを継承する世界限定3,000 本という数量限定モデルを 2021 年 1 月 22 日(金)より国内、海外で順次発売する。希望小売価格は 385,000 円。

1950 年代後半、国産腕時計の新時代を切りひらくべく、セイコーは腕時計に求められる性能を改めて見つめなおし、ムーブメントの設計やデザインに独自の思想を宿した画期的なモデルを次々に発売した。そのひとつの集大成ともいえるのが、1960 年に誕生した国産腕時計の最高峰<グランドセイコー>で、よくご存知だろう。
翌 1961 年に誕生した<キングセイコー>は、グランドセイコーと同様に腕時計の本質を踏まえながら、ともにセイコーの高級機械式時計の進化を牽引した。
セイコー創業140周年を迎える2021年は、キングセイコー誕生60周年の節目の年でもあるので、この記念すべき 1 年の幕開けを飾るべくキングセイコーが、現代の技術で蘇るというわけだ。

ベースとなった 1965 年に発売された “KSK” は、エッジの立ったシャープなケースやガラス形状により、キングセイコーにおけるデザインのオリジナリティを確立したモデルともいえる。特徴的な太くしっかりとしたかん足を備え、低重心化が図られた高い装着性・実用性を叶えるフォルムは、本作にも受け継がれている。
鋭い輝きを放つ多面カットを施した立体的なインデックスと堂々とした太く長い針も健在。ユニークな断面形状と天面に施されたライターカットが印象的な 12 時位置のインデックスのデザインも可能な限り忠実に再現した。
一方で、ケースサイズはオリジナルモデルの 36.7mm から、現代的な 38.1mm へサイズアップ。当時のアクリルガラスのシルエットを、より広い見切りで再現すべく開発した新形状のボックス型サファイアガラスによって、オリジナルモデルが醸し出す格調高くも柔らかな雰囲気を纏いつつ、これまでにない広々とした解放感と、視認性や耐傷性の向上を実現している。

りゅうずに施された繊細なセイコーロゴと防水仕様の証であった「W」のマークや、美錠には躍動感あふれるセイコーの文字が再現されている。また、裏ぶたの表示レイアウトや、キングセイコーブランドのアイコンともいえる「盾」をモチーフとしたクレストマークがあしらわれたイエローゴールドカラーのメダリオンもオリジナルモデルを彷彿とさせ、細部に至るまで、“KSK” の意匠が継承されている。

“KSK” のオリジナルモデルに搭載されたムーブメントは手巻式でしたが、本作ではセイコーの
現行機種において最も薄い自動巻キャリバー 6L35 を採用することで、オリジナルモデルに対し
わずか 0.5mm の差に抑えた 11.4mm という装着感に優れるスリムなフォルムを実現した。

世界で3,000人の選ばれし紳士のみが、この特別なキングセイコーを身につけられるのだ。

https://www.seikowatches.com/jp-ja/special/kingseiko-recreation-2021/

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