内装
レイアウト、フィニッシュ、スペース
キャビン内は素晴らしく、本当に必要な物が揃えられている。ペダル、ハンドル、シフトノブ、全てが「速く走る」ために絶妙に配置されている。シートが包み込んでくれる加減も実にちょうどいい。余談だけど、これほどのシートを市販で手に入れようと思ったら、10万ポンド(1,380万円)は下らない。
「サポート性」や「快適性」となると、多くのスーパーカーが顔を赤らめてもじもじしちゃうんだけど、タイプ Rは例外だ。より確実に攻めた走りを実現できるドライビングポジションを確保するため、ライバルのホットハッチよりもかなり低めにマウントされている（クロスオーバー的な視界がお望みなんだったら、高くすることも可能）。
どのグレードを選んでも、ステアリングはアルカンターラで包まれている。スポーツラインみたい渋めにしたいんだったら、色味が地味で大人っぽい感じのも用意されているよ。前よりずっといいスマホアプリが配信される予定なので、今後はややこしいホンダ製のタッチスクリーンと長時間戦ってイラつかなくてもいい。よかった！
論点はないのかって？ベルトが4つしかついてないから、うしろに2人しか乗せらんないとこ。それと、最高に真っ赤っかなリミテッドエディションのシート。10万キロ先からでもまだ真っ赤っかに見えるんじゃないかな、って感じ。
