イギリスで300km/hオーバーを出した伝説の’スモーキー’永田に会いに行く

と言うことはつまり、300km/h超えを決行するのはどこでもよかったということだろうか。たとえ、牛がいる横の空き地だろうと、車通りの多いラウンドアバウトだろうと、もちろんA1高速道路だろうと。
「僕はやることをやっただけだし、起こったことがすべてです。A1走行は道義的によくないことだってわかってます。でも、もうやっちまったもんはしかたがないですね。警察へ連行されたとき英語を一切喋らなかったんで、弁護士と通訳が到着するまで留置所で過ごしてから裁判所へ行きました。で、190km/h走行はしたことを認めたんです。そしたらペナルティは10年間の入国拒否と1か月の国際免許停止、あと155ポンド(20,000円)の反則金と35ポンド(5,000円)の裁判手数料を請求されました。本当にラッキーでしたよ、刑務所に入れられるもんだとばかり思ってたんですから。無事釈放されてホテルに戻ると、パパラッチやマスコミがわんさかいるから、表から出るなと『マックスパワー』のスタッフが教えてくれまして。だからそ~っと裏口から出て空港に向かったんです。飛行機が完全にイギリスの地を離れるまでは気が気じゃなかったんですけど、完全に離陸した瞬間、『バンザ~イ!とうとう自由の身だ~!』って思いましたね」

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