イギリスで300km/hオーバーを出した伝説の’スモーキー’永田に会いに行く

RBスープラは、このお騒がせなニュースにひどく感銘を受けたドバイの王子に買われたらしい。愛車を失い、さすがに落ち着くかと思われたスモーキーのスピード熱だったが、そんなことで衰えるはずもなく…。イギリスでの法的なしっぺのあとがまだ手の甲に残る中、スモーキーは400 km/h越えを目標に、これまでで一番野望に満ちたクルマを作ったのである。ベースは前回と同じくスープラだが、今度のはエンジンをトヨタ センチュリーの5.0リッターV12に乗せ換えていて、HKS GT-RS改のターボを両バンクにマウントし、ラジエターは大容量タイプをリヤへと移設している。さらに、高速域では水温に不安があったため、フロント側にも小型ラジエターを追加したという渾身の一台だ。結果はと言えば、最高出力943PSを達成し、チューニング界の殿堂入り!とはいえ、イタリアのナルドサーキットで記録した最高速はわずか358.22 km/hにとどまった。だが、これでもやめようだなんてサラサラ思っていない。

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