07 トヨタ カローラ Tスポーツ コンプレッサー
数年前にトヨタがヤリス GRMNを発売したとき、そのスーパーチャージャー付き1.8リッターエンジンはロータス・エリーゼから借りてきたものだろうと推測するのは、当然のことだった。しかし、実はこのカローラのフロントには、10年以上も前に、似たようなパワープラントがすでに登場していたのである。
なぜ誰も覚えていないのか?それは、伝統的に日本の空を飛ぶような高いレッドラインと、225hpの強化されたインダクションを備えていたにもかかわらず、その他の部分はかなり忘れ去られていたからだ。スーパーチャージャーの恩恵を受けたのは、この限定250台の右ハンドルエディションのみで、実際には、排出ガス規制が、現在のような基準に近づいてくると、こういったカローラ Tスポーツのような存在は許されなくなってくる。本当は、こんなクルマが生き残っていければいいのだが。