2019年度の純利益が-6,712億円となってしまった日産自動車だが、起死回生の策が打ち出されている。その中には、積極的な新車投入も含まれており、18ヶ月で12の新型車が発表されるという。日本だけで見ても、アリア、リーフ、e-NV200、セレナ、キックスなどが予定されている。
だが、中でも一番自動車ファンをわかせたのが、新型Zの登場ではないだろうか。この下にその動画を貼り付けておくので、シルエットだけでもぜひご覧いただきたい。そこで、これまでの6世代のZを振り返っておこうと思う。
01>日産S30
1969年に発表された初代フェアレディZは大きな人気を博した。日本を除くほとんどの国でダットサンと呼ばれ、最初のクルマは2.4リッター直列6気筒エンジンにちなんで240Zと命名された。1978年に2代目が登場するまでには、260Z、最終的には2.6リッターと2.8リッターの280Zも登場した。なんていっても、見た目が可愛いでしょ?