1972 フィアット ESV 1500
1970年代前半の安全運転の極意と言えば、運転前に濃いめのコーヒーを飲んだり、タバコを吸ったりする程度だった。しかし、1972年にフィアットは「実験的な安全対策の車両(ESV)」を使って自動車事故死の減少に取り組んだのである。フィアット ESV 1500は、基本的には126にヘッドギアをつけたようなマシンだ。この滑稽なバンパーに加え、内部も柔らかく吸収性のある素材なので、ラウンドアバウトでアンダーステアしても顔がつぶれる心配がない。さあ、行こう！
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