トップギアにもたびたび登場のケン・ブロック
ラリードライバーのケン・ブロックが手がける、合計再生回数5億回超の大人気動画シリーズ「ジムカーナ」の最新作『Gymkhana TEN(ジムカーナ10)』が公開された。
今更感も否めないが、ケン・ブロックについておさらいしておこう。1967年11月21日生まれで、アメリカを代表するラリードライバーだ。出身は、カリフォルニア州。ラリー、ワールドラリーチャンピオンシップ(WRC)やX Gamesなどで、活動しているが、彼を一躍有名にしたのは、YouTubeのジムカーナシリーズだ。BBCトップギアのTVや、雑誌にもたびたび登場し、縁が深い。
今回の『ジムカーナ10』は2年以上の期間を掛け、世界中の5か所の異なるロケーションと5種類のマシンが使用されている、超大作だ。
雪のスウェーデンのルレオから始まり、2018年型フォード・フィエスタWRCに乗ったケン・ブロックが、ジムカーナシリーズ初となる雪と氷上のドライブを披露する。その後、自動車の街ミシガン州・デトロイトに移ると、1400馬力を誇るフォード・マスタング・フーニコーンRTR V2を操り、タイヤを破壊させ煙を巻き上げながら街中を豪快に走る。
その後は、メキシコ・グアナフアトに移り、フォード・フォーカスRS RXのマシンに乗り換えると、美しい山間の町が描かれたトンネルを駆け抜ける。
それから、カリフォルニア州・ロサンゼルスへ。自身が愛するフォード・エスコート RS コスワースに乗ると、タイヤとホイールから大量の火花を散らしながら制御不能な危険な走りを披露。
最後は『ジムカーナ10』で世界初お披露目となる
1977年型フォードF-150をベースとした「Hoonitruck(フーニトラック)」を轟かせ、テキサス州・シャムロックの小さな町を通る、伝説のルート66を疾走する。
しかし、これを見るにつけ、日本では乗ることができないフォードのフォーカス RSは、さぞかし楽しい走りなのだろうと想像する。羨ましい限りだ。