イタリアの高級スポーツカーメーカー、パガーニの創業者兼CEOオラチオ パガーニ氏が来日し、東京・明治記念館で特別なプライベートパーティを開催。840馬力のV12エンジンを搭載する最新作「ウトピア」や、CEOの私有車など3台のパガーニが展示され、限定的な顧客との交流を深めた。
イタリアの高級スポーツカーメーカー、パガーニ・アウトモビリは12月13日、東京・明治記念館で創業者兼CEOのオラチオ パガーニ氏を迎え、特別なプライベートパーティを開催した。同社の日本における唯一のオフィシャルパートナーであるSKY GROUPが主催したこのイベントには、パガーニオーナーをはじめとする特別なゲストが招待された。
パガーニ アウトモビリは1992年にオラチオ パガーニ氏によって設立された超高級スポーツカーメーカー。ランボルギーニでの経験を活かし、カーボンファイバー技術を駆使した軽量かつ高性能な車両づくりで知られる。現行モデルのウトピアは、メルセデスAMG製V12エンジンを搭載し、価格は、クーペモデルが基本価格256万ユーロ(4億円)、ロードスターモデルは310万ユーロ(5億円)。
会場となった金鶏の間には、パガーニ氏自身が所有するウアイラ ロードスター HPとゾンダ Fに加え、最新モデルとなるウトピアが展示。ウトピアは840馬力のV12エンジンを搭載する同社の最新フラッグシップモデルで、世界限定99台の生産のうち、日本にも最近納車されたばかりの1台が展示された。
パーティでは、パガーニ氏自身が作曲した「Utopia」のピアノ演奏も披露され、同氏は挨拶で「日本の文化、伝統、人をとても尊敬している」と述べ、日本市場への強い想いを語った。
なお、パガーニは先日、ウトピアの新たなバリエーションとしてロードスターモデルを発表。世界限定130台で生産される予定で、こちらの日本導入についても期待が高まっている。
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