メルセデス・マイバッハ S 580 Night Editionが30台限定で予約注文開始

メルセデス・マイバッハ S 580 Night Edition(ISG 搭載モデル)の予約注文が開始された。特別仕様車専用ツートーンペイントとホイールデザインを採用し、日本限定30台。


メルセデス・マイバッハブランドの特別仕様車「メルセデス・マイバッハ S 580 Night
Edition(ISG 搭載モデル)」の予約注文の受付を開始し、納車は2024 年7 月以降を予定している。日本限定の30台以上の申込みがあった場合には抽選となる。価格は44,000,000円。

1921年から美しいスタイルと贅を尽くした室内空間による圧倒的な高級感で人々を魅了してきた伝説の名車「マイバッハ」。「究極の」「洗練されたラグジュアリー」を追求する威厳と風格を備えたブランドとして現代に蘇ったのが、「メルセデス・マイバッハ」だ。メルセデス・ベンツによる最新鋭のテクノロジーを備え、ゆったりとくつろげる室内空間にプレステージ感あふれるデザインとクラフトマンシップにより仕上げられた高級素材を随所に採用した、新しい高級車の形だ。

メルセデス・マイバッハ S 580 Night Edition(ISG搭載モデル)は、外装色にオニキスブラック/モハーベシルバーを組み合わせた本特別仕様車専用のツートーンペイントに加え、デジタルライト内側にブラックインサート&ローズゴールドピンのカラーを採用、ボンネットマスコット、フロントグリル、ドアハンドル、Cピラーのマイバッハエンブレムやトランクのエンブレムなどのクロームパーツをダークシャドウグロスパーツに変更、また、ドアミラーカバーやサイドウインドウトリムをブラックにして精悍なエクステリアに仕上げている。さらに、マイバッハパターンをあしらった専用デザインの20インチアルミホイールが特別感を高めている。

インテリアは、ベースモデルにオプション設定の「MANUFAKTURレザーエクスクルーシブパッケージ」に加え本特別仕様車専用の内装色、ディープホワイトとブラックパールのツートーンでコーディネート、中央のエアコン吹き出し口やマイバッハエンブレムには専用のダークシャドウグロスパーツを採用した。また、センターコンソールも特別仕様車専用のマイバッハパターンをあしらうことで、メルセデス・マイバッハを 体現する美しさと高級感に加えエクステリアにマッチしたインテリアに仕上げている。さらに、アンビエントライトに専用色「ガーネットグロー」を追加、グロスブラック&ダークシャドウグロスのリモコンキーを採用している。

メルセデス・マイバッハ S クラスは、メルセデス・ベンツのフラッグシップであり、持てる最新技術の全てを搭載した S クラスのロングホイールベースモデルからさらにホイールベースを 180mm 延長することで後席の居住性が格段に向上している。また、「電動コンフォートドア(後席)」や「Burmester®ハイエンド4Dサラウンドサウンドシステム」に含まれるアクティブロードノイズキャンセレーション機能などショーファードリブンとしての快適性、静粛性を追求した最新技術の数々を採用した。さらに、レザーに施された専用のステッチや使用面積が大幅に増加したインテリアのウッドトリムなどにより、ラグジュアリーを極めたアピアランスが特徴だ。

パワートレインは、4.0LのV型8気筒ツインターボエンジン「M176」に48V電気システムとISG(インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター)を組み合わせたユニットを採用している。エンジン単体の最高出力は503PS(370kW)、最大トルクは700N・mだが、ISGにより23PS(17kW)と205N・mを短時間発生することが可能だ。9G-TRONICのトランスミッションと4輪駆動システムの4MATICを組み合わせることで、必要以上にエンジン回転数を上げることなく快適な走行性能を実現する。

最後に、マイバッハの歴史をおさらいしておこう。1921 年 9 月、マイバッハ・モトーレンバウ社のシリーズ生産車第 1 号となった W 3が発表された瞬間から、1 つの伝説が生まれた。4 輪ブレーキ(ドイツ車初)や、プラネタリーギアボックスと 6 気筒エンジンの組み合わせ(1 速で全速度域に対応)、豪華なウッドや本革張りの室内など、その設計/デザインは既成概念を打ち破るものだった。このクルマはあたかも走る芸術品のように大衆を魅了した。しかし、確実に長く継続するには絶えざる進化が求められる。

1961年、ダイムラーがマイバッハ・モトーレンバウ社を買収し、その後2002年になって新時代を開くマイバッハ62を発売した。シリーズ生産車第1号100周年に当たる2021年、メルセデス・マイバッハは2つの新型モデルを発表した。1つは、Sクラス。数多くのデジタル革新技術と卓越した技巧により、自動車ラグジュアリーの典型としてこれまで以上に進化している。そしてもう1つはSUVのGLS。こちらはSUVセグメントにおける現代化の最高水準を示すモデルだ。

ブガッティ ボリード/ケータハム プロジェクトVの真実/日本のDAMD/プリウス:トップギア・ジャパン 061





トラックバックURL: https://topgear.tokyo/2024/06/71021/trackback

コメントを残す

名前およびメールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ピックアップ

トップギア・ジャパン 063

アーカイブ