AE86誕生40周年を記念したJDMトヨタGR86アニバーサリーエディション。専用ダンパー、大径ブレーキ、ペイントが施された日本限定86特別仕様車。
トヨタは、初代AE86がステージに登場してから、FRのヒーローに何度も手を加えながらも40周年を迎えた。そして40周年記念にふさわしく、「ルビー」のプレゼントが用意されている。
なぜルビーと言ったかというと、赤だから。ちなみに、外装色の名前は「スパークレッド」という。とにかく、そのうちの1つだ。もう1台は白(クリスタルホワイトパール)だが、2台とも興味深いアップグレードが施され、すでに非常に優れたベースGR86クーペをさらにシャープにするはずだ。
そのアップグレードとは、「快適性と安定性を両立させる」とされるザックス製ダンパーと、「厳しい条件下でも安定した制動力を発揮する」とされるブレンボ製大型ベンチレーテッドブレーキディスクである。正直なところ、スタビリティに関しては不安定で有名なこのドリフトヒーローに敬意を表していることを考えると、この「安定性」の話には不安を覚えるんだけれども。
とはいえ、ブラックのディテール、新しいホイールとタイヤ、そしてオプションのアニバーサリーデカールとリアスポイラーで外装の仕上げは完璧だ。インテリアは従来通り、ブラックとレッドのディテールが追加され、オプションのアニバーサリーフロアマットをぜひ選んでほしい。
この特別なGR86はわずか200台しか製造されないが、そのすべてが日本向けに確保され、9月25日から10月9日まで応募できる抽選によって入手できる。だから、マニュアル車のGR86が3,822,000円であろうと、オートマチック車が3,920,000円であろうと、海外の消費者には関係ない。ああ、めでたしめでたし…ってことで。
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