米国限定、わずか900台の記念モデル
トヨタは、スープラの40年にわたる魅力的なレガシーを引き合いに出すが、実際には、その最も有名な時間、つまり10秒カーとしてのスープラに目を向けるだけでいい。0-400mが10秒未満、ってこと。この米国限定のアップグレードは、フェラーリを信号待ちで煙に巻くようなものではないが、見た目はクールだ。
トヨタ GRスープラ45周年記念限定モデルへようこそ。ディープオレンジと「アイス」ホワイトの2色から選べるこのモデルは、GRスープラの3.0リッター「プレミアムグレード」をベースに、90年代の第4世代のトヨタ スープラにちなんで、手動で調整できる、新しいリアスポイラーを追加している。
この新しいリアウイングは、4代目のものほどワイルドではないが、トランクリッドから7cmほどの高さにあり、「ドライバーが角度を変え、リアホイールにかかるダウンフォースの量に影響を与えることができる」小さな調整ネジを備えているという。
その他、45周年記念車にはマットブラックの19インチアルミホイールにブラックキャリパーが装着され、4代目のサイドスウッシュに沿うように新しいデカールが貼られ、エンジンルームにはToyota Gazoo Racingのロゴが入ったオレンジのストラットタワーブレースが装着される。
それでも0-400mが10秒台には届かないが、ベースのスープラは十分に速い。フロントにはBMW製3.0リッター直6ターボが搭載され、マニュアルまたはオートマチックギアボックス、後輪駆動、最高出力382bhp、最大トルク500Nmのパワーを楽しむことができる。
価格は後日発表されるが、プレミアムグレードのベース価格より若干のプレミアムがつくと予想される。トヨタUSAは900台しか生産しないので、お早めに。「全体として、この特別仕様車は、映画で有名な4代目モデルを彷彿とさせる外観で、2024年のスープラのラインナップにノスタルジアとセンスをもたらします」とトヨタは言う。ああ、でも真面目な話、日本から翌日到着できるようなパーツはどこにあるのかな?
=海外の反応=
「うわぁ、ひどい。リアスポイラーが付いているかもしれないが、このクルマは決してMkIVのなごりなんかじゃない」
「自暴自棄の臭いがする」
「スープラのデザインは好きじゃなかったんだけど、やっとポジティブなことを言えるようになった。それだけ。でもね、次は私が好きなものを2台発表してくれるかもしれない!」
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