EVのみの航続距離は80km
BMWはXMラベル レッドを正式に発表した。正直なところ、見た途端に「あっ…」と声をあげて以来、少し言葉を失っている。しかも、良い意味ってわけじゃない。
巨大な赤いキドニーグリルとXMの圧倒的な存在感のおかげで、このクルマを、英語のなんて単語で表現するべきなのかにウンウンうなっている間に、いくつかスペックを見てみよう。ラベル レッドはXMのパワーアップ版で、標準車が最高出力644bhp、最大トルクNmであるのに対し、このモデルは最高出力738bhp、最大トルク1,000Nmという、とんでもない数値になっている。これは驚きだ。
プラグインハイブリッドシステムや電気系統はほとんど変更されず、4.4リッターV8ツインターボに手を加えることでパワーアップを果たしている。その結果、0-100km/hのタイムは3.8秒に短縮され、最高速度は290km/hに向上している。さらに、25.7kWhのバッテリーを搭載しているため、電気自動車のみの航続距離は80kmに達するだろう。
でも、ぶっちゃけ、ここをクリックしたあなたはそんなことに興味はないでしょ?ルックスについてもっと知りたいんでしょ?ホイールは22インチの専用品で、アクセントはすべて「トロントレッド」のメタリックペイントだ。
BMWによれば、ラベル レッドは「大胆で際立ったデザインを求める顧客のためにデザインされた」もので、上の写真の口紅を塗ったみたいなバージョンは、わずか500台しか製造されない特別な「Label Red Edition」であるらしい。ラベル レッドには、印象的な赤いキドニーグリル、シリアルナンバー入りのプレート、そして「フローズン・カーボンブラック」という特別な外装塗装が施されている。すべてのラベル レッドには、特別な赤いバッジと、黒と赤のインテリアカラースキームが採用されている。
BMWは、2.7トンSUVのパワーアップに対応するためのサスペンションやブレーキのアップグレードについては言及していないが、6月にマット マリンズの操縦でパイクスピーク国際ヒルクライムに挑戦する際に、ラベル レッドのダイナミックな能力の好例をこの目で見ることができるはずだ。
さあ、皆さん、以下のコメントにあなたの考えを書き込んで、言葉で表現できないほどの驚きを共有してほしい。