スマートがついに新時代の最初のクルマを発表した。驚くなかれ、それはオール電化のクロスオーバーなのだ。その名も「#1」。かつて、これほどまでにルールブックに忠実なクルマがあっただろうか。「共有体験」、「ライフスタイル」など、自動車メーカーのシソーラスまで読み込んでいるのである。
何はともあれ、技術的なスペックを紹介しよう。全長は4.2m強、ホイールは19インチで、スマートが「ミニ カントリーマンサイズのコンパクトSUV」と表現するモデルだ。発売時のパワートレインは1種類で、268bhpの電気モーターで後輪を駆動し、66kWhのバッテリーから電力を供給する。航続距離はWLTPサイクルで260-273マイル(418-440km)で、150kWのDC急速充電に対応し、30分以内に10-80パーセントの充電が可能だ。
インテリアは明らかにメルセデスの部品箱から拝借しているが(ただし、このベンチャーには吉利も参加していることを忘れてはならない)、スマートな印象のミニマルデザイン、12.8インチの大型中央インフォテインメント画面、9.2インチのすっきりしたデジタルメータークラスターを備えている。
スマートはまた、#1には「さまざまなドライバーアシスタントシステム」が搭載され、AIベースの音声制御でドライバーに代わってさまざまな機能を実行する「インテリジェントコンパニオン」が登場するとしている。
デザイン的には、ガラスがふんだんに使われ、フローティングルーフはかなりクールだが、フロントとリアのライトから不機嫌そうな顔が見える人はいないだろうか?
=海外の反応=
「画像や動画を見るたびに、このスタイリングが好きになってきた。また、メガーヌ e-techの時もそうだったが、デザイナーはハッチバックと呼んでいて、SUVとは呼んでいない。まだいくつかの重要なスペックが不足しているので、うまくいけばこの先より多くの情報を得ることができるし、実際に全輪駆動バージョン(サイト上で宣伝)があることを確認することができる。しかし、最初のプレビューの大多数からすると、スマート #1はメガーヌ e-techよりも多くの機能とHPを持っており、起動するために安価になるだろうと思うので、そうなればスマートは勝者になることができそう。自分は個人的に大きなセンターコンソールを気にしないし、特にスライドリッド/ドアと整然と見えるとその外観がかなり好きで、少なくとも見えないみたいだが、ピアノ光沢ブラックプラスチックがないところもお気に入り。とはいえこれはコンセプト画像であって、メイン画面はもっと別のエリアに分割され、もっと見やすくなるはず。スマート/メルセデスのお手並み拝見」
「リヤピラーのルーフの切り替えのようなひげを除けば、とても素敵なデザイン。また、Blarryのセンターコンソールが大きすぎて邪魔なのも同意見」
「小さな車でかっこいいし、航続距離もそこそこある。しかし、MBの起源とスペック(フォーツーよりはるかに大きなパック)を考えると、標準的なテスラやM3を超えるかもしれない価格と思われる」
「地上高6インチと「SUV」がどう考えればイコールになるのか?」
↑「外見が大きくても中が窮屈なら、技術的にはSUVというルール」
↑「これは優れた判断基準だ…。子供たちが小さかった頃、私たちはMPVに乗っていたが、それは正反対のものだった。ちょうどSUVブームが始まった頃で、なぜSUVが少なくとも後部座席を個別にスライドさせるようなMPVの機能を模倣しようとしなかったのか、私には理解できなかったんだよね。おそらくコストだろう」
↑「タイトルには、フル電動クロスオーバーとあるけれど、スマート社の比較対象は、「コンパクトSUV」として評価されているミニ カントリーマンだ。クロスオーバーは決してSUVではないし、コンパクトSUVとフルサイズSUVは別物なので、だからこそ、りんごとりんごという同格で比較する必要がある。長い話を短くすると、私は、これは誤解を招くものではなく、マーケティング戦略だと思う」
「あの巨大なセンターコンソールは意味がない。電動プラットフォームが与えてくれるパッケージングの利点を、なぜすべて捨ててしまうのか?もっと室内を広くすることができたはず」
↑「確かに収納はそこそこありそうなので、便利かもしれないね。詰め込まれているように見えるのは同感。その辺はもう船出なんだろうけど、1年の半分くらいはシートヒーターとハンドルヒーターを切り替えて使う身としては、いちいちメニューの束に手こずらないように、AIで対応してくれる車だといいんだけどなー」
「このモデルは、すでに266馬力あるというなら、ブラバス版が出たら、クプラ E Bornは恐れるべき」
「なぜ、あのオペル アダムのCピラーなのか?」
↑「私もアダムが頭に浮かんでしまったよ。残念ながら」
↑「もっと無骨なものが欲しい方、これを高いと思われる方は、ぜひともダチア スプリングに向かうべき…」
「とても気に入っている。初めて所有したいと思えるスマートフォンが出てきた」