アルピーヌの未来の姿は電気自動車かもしれないけれど、新しいプロジェクトが始まるまでは、ガソリンエンジンを搭載したスポーツカー「A110」が活躍する。
そして、これはその「ベスト・オブ・オール・ワールド」のオプションかもしれない。A110Sに搭載されている最高出力292psの1.8リッター4気筒ターボと、リネージ GTのソフトな雰囲気を組み合わせた限定車、リネージ GT 2021だ。
カラーバリエーションは、マットなマーキュリーシルバーとブラックのサベルトシート、アビスブルーとブラウンのサベルトシートの2種類だ。どちらも「GTらしさを感じさせるインテリア」とのことだが、インフォテイメントシステムがいきなり再起動されたわけではなさそう。
GT 2021には、ペールゴールドのバッジと、スポークからゴールドのブレーキキャリパーがのぞくダイヤモンドカットされた新しい18インチの「Grand Prix」ホイールが装着されている。また、リアライトも半透明だ。
1,134kgの車両重量は、他のアルピーヌに比べてわずかに増加しているが、それでもフォード フィエスタよりも軽く、GT 2021は0-100km/h加速4.4秒、最高速度250km/hを実現している。
世界での販売台数はわずか300台で、価格は61,655ポンド(950万円、リバーシングカメラとアップグレードされたフォーカル製ステレオシステムを含む)だ。ポルシェの6気筒ケイマンGTS 4.0には遠く及ばないけれど、これはすごい。ちなみに、アルピーヌ・ジャポンは、このモデルを 6 月中旬に日本で発表する予定であり、販売台数、仕様、価格等は、発表時に公表される。
このクルマが欲しいと思う?それとも、アルピーヌならシンプルに…5万ポンド(770万円)以下で手に入れたい?
=海外の反応=
「あのブルーにタンの内装は、見た目にも素敵なクルマだ。お金はかかるけどね」
「マニュアルがあれば、興味シンシン。数字じゃなく、ドライビングエクスペリエンスを重視するクルマにはマニュアルが必要だ」
「価格は少し厳しいかもしれないけど、これらが価値を失うことはないだろうと感じている」
「以前、ガソリンスタンドで2人の人が体をくねらせてこのクルマ乗り込むのを見たことがある。かなりのパフォーマンスだったな。二人ともダウンジャケットを着ていたんだけど、中に入るとエアバッグが作動しているように見えた」